巨人、痛恨のミスで3連敗
CS行きが危うくなる
◆JERA セ・リーグ DeNA5―4人(26日・横浜) 東京・横浜にて行われたプロ野球セ・リーグの試合で、3位の巨人が2位のDeNAに敗れ、ゲーム差は3.5に広がった巨人の先発投手である山崎伊織(26)は、試合序盤から4失点を喫し、わずか3回で降板した
試合中、同点に追いついたものの、第7回に右翼手のオコエによる悪送球が響き、勝ち越しを許してしまった
最終回の9回には、無死一、二塁の絶好機を迎えたが、ピンチバンターの増田大が送りバントに失敗し、試合は3連敗となった
この試合での敗北により、巨人は残り4試合を全勝しなければならないことが明らかになった
特に27日の同カードで引き分けるか負けると、今季の3位が確定する
絶対に負けられない重要な試合で自らのミスにより敗戦を喫した
9回無死一、二塁の場面では、投手の田中瑛に代わって増田大が代打で出場し、バントに失敗し捕手の前に打球を転がすのみで三塁を封殺された
試合のターニングポイントとして挙げられるのは7回の攻防である
この回、無死一塁の場面でオコエが初球をバントでファウルし、一塁走者岸田に代走・佐々木を起用した
しかし、その後のバスターエンドランが失敗し、裏目に出た
続いて、無死一、二塁の場面で山本の痛烈な右前安打が放たれ、右翼のオコエが二塁封殺を狙ったものの、送球がマウンド方向に逸れてしまい失策が生じた
この悪送球で二塁走者が生還し、試合の決勝点となった
巨人は今シーズン、リーグ連覇を逃しており、守備でも計77失策を記録して最下位に
残り4試合での追い上げが重要とされ、阿部監督は「こういう細かいミスだらけでは勝てるわけがない」と嘆いた
一方で、「明日がある」と前を向く姿勢も見せ、来たる戦いに期待を寄せている
今回の試合では巨人が連続してミスを犯し、特に守備面での課題が浮き彫りになりました。バント失敗や悪送球など、試合の流れを変える重要な場面でのミスが重なり、監督も嘆く結果となりました。これから残りの試合でも同様のミスが出れば、CS(クライマックスシリーズ)進出の難しさが増すでしょう。チームが改善すべき点は多く、次の試合ではその意地を見せてもらいたいです。
キーワード解説
- バントとは?バントは、打者がバットを使って投手からのボールを小さく打ち、特定の目的(たとえば、走者を進めること)を果たすための技術です。
- 送球とは?送球は、野球においてフィールドプレイヤーがボールを他の選手に送る行為を指します。正確さが勝敗を大きく左右することがあります。
- 失策(エラー)とは?守備において、プレイヤーが本来のプレーを誤り、相手チームに得点を許すことを失策またはエラーといいます。これも試合の結果に影響を与える要因の一つです。

