阪神石井大智投手、球団記録を更新し48イニング連続無失点を達成

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<阪神6-2中日>◇26日◇甲子園での試合において、阪神タイガースの石井大智投手(28)が球団歴代1位となる48イニング連続無失点を達成しました

この試合の9回、4点リードの状況で石井は5番手で登板し、最初の打者である森駿選手と代打の辻本選手を連続で空振り三振に仕留めました

最後は代打のブライト選手も右飛に打ち取り、1回を無安打無失点で終えました

この記録は、2006年に当時の現役選手である藤川球児監督(45)が達成した47回2/3を上回るもので、さらに石井は連続試合無失点の記録も更新し、自身の日本記録を49試合に伸ばしました

加えて、石井投手にはもう一つの大きな「節目」が重なっていました

昨年誕生した第1子の長男が今月1歳の誕生日を迎え、この日は特別な日となりました

朝には妻と共に手作りのケーキを作り、愛息のために工夫を凝らした材料で家族の幸せな時間を過ごしました

石井投手は「ずっと野球やトレーニングのことを考えてしまいますが、子どもの寝顔を見ることでそれを忘れられる瞬間もあります」と語り、父親としての新たな感情が芽生えつつあることを明かしました

「もっと変わらなきゃいけないな」とも言い、自身の未熟さを感じながらも家族やチームのために努力を続けることを誓っています

これからの日々、成長する子供にとっても、憧れの存在となるような姿を見せ続けたいと考えています

【阪神担当=波部俊之介】石井大智投手の功績には、家族のサポートが大きな要因となっていることが感じられます。仕事と家庭の両立を図りながら、より優れた投手として成長を続ける姿勢には多くの人が共感を持つことでしょう。これほどの成果を上げるためには、厳しいトレーニングと強い精神力が求められます。その背景にある家族との絆が、さらなる活躍の支えになっていることは間違いありません。

キーワード解説

  • 連続無失点とは? - 投手が連続してアウトを取る際に、一人も得点を許さないことを指します。
  • イニングとは? - 野球の試合において、両チームが打席に立つ回数を示す単位。通常、1イニングは3アウト取られるまで続きます。
  • 空振り三振とは? - バッターがボールにバットを振ったが、ボールに当たらず、ストライクアウトすることを意味します。
  • 連続試合無失点とは? - 投手が一定の試合で得点を与えずに抑え続けること。記録が更新されることは非常に珍しいことです。

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