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巨人・田村朋輝投手、ウィンターリーグでの成功を糧に支配下昇格を目指す

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巨人の育成選手である田村朋輝投手(20)は、最近行われた台湾のアジア・ウィンターリーグでの成功を受け、支配下昇格への意欲を新たにしている

田村投手は最速159キロを誇る右腕であり、昨年は守護神として登板し、防御率1.38を記録、チームの優勝に大きく貢献した

ウィンターリーグでの奮闘

田村投手は「NPB白」チームの一員としてウィンターリーグに参加し、先発1試合、救援8試合の合計9試合に登板した

特に守護神としての役割は、試合を締める緊張感を体験させ、彼にとって大きな成長の機会となった

「1軍に行ったらもっと緊張感があると思った」と語る彼の言葉からも、その緊張感が彼の投球に与えた影響の大きさが伺える

自己改善と新たな挑戦

昨季はフォームの見直しを行い、脱力をテーマに練習してきた田村投手

台湾ではその脱力と出力を両立させ、シーズン中は平均149キロだった球速を152~156キロに引き上げることに成功した

「体重移動の際に全ての力感をゼロにし、リリースの瞬間に力を込める感覚をつかみました」と振り返る

ライデル・マルティネス投手の影響

田村投手は中日からの加入が期待されるライデル・マルティネス投手の存在も大きかったと語る

「マルティネス投手のように上から投げ込む感覚を学び、身につけることができました」と、その投球スタイルから得た知識と技術が彼の成長を助けた

今後の目標と抱負
今後の目標として年間通して160キロを投げ続けることを掲げている田村投手

「台湾で得た感覚をしっかりと持ち続け、160キロを投げられるようにしたい」と意気込みを述べた

将来的には支配下昇格を果たし、一軍での戦力となることを目指して努力を続ける

田村投手の成長を見守るファンにとって、彼が台湾での経験を活かし、さらなる成長を目指す姿勢は非常に頼もしい。若手選手が自らの限界に挑戦し、チームの一員としての役割を果たす姿勢は、多くの人々に希望を与えている。彼が目指す支配下昇格と一軍での活躍に期待が高まる。
キーワード解説

  • 剛速球とは?:ピッチャーが投げる球速が非常に速い直球のことを指します。通常は140キロ以上を剛速球と呼ぶことが多いです。
  • 守護神とは?:野球において、試合の終盤に投げるリリーフピッチャーのことを指します。特に、セーブを記録する役割を果たす投手がこの役割を担います。
  • 奪三振率とは?:投手が投げたイニングに対して奪った三振の割合を示す指標です。高い奪三振率は、投手の実力を表す重要な数値の一つです。

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