この壮大なシーンに対して、元中日監督の落合博満氏と元DeNA監督の中畑清氏が、9月28日のTBS系「サンデーモーニング」で称賛の声を上げました
落合氏は「大あっぱれ」とし、小久保裕紀監督の采配を評価しています
逆境からの復活
今シーズンは、一時は借金7の最下位に甘んじていたソフトバンクしかし、それから貯金33まで持ち直したことに、落合氏は「長いペナントレースで落ち着いて野球をやっていました
この戦力があれば、最後は優勝するんだという自信を持ちながら采配していましたね」とコメントしました
小久保監督は、就任2年目ながら素晴らしい成績を収めました
打撃のヒーロー、柳町達
中畑氏はプロ6年目の28歳、柳町達選手にも称賛を送りました特に、ケガ人が多かった中で、柳町選手がチームを引っ張った存在であると語ります
「彼の打率.296、出塁率.386は素晴らしい
チームを変えるきっかけを作ってくれた」と中畑氏は強調しました
先発投手陣の力
落合氏はまた、先発投手陣についても称賛の言葉を並べました「野球は攻撃よりも守りが重要です
先発の4人が貯金27を作り出したのは驚異的です」と指摘
特に、大関友久選手は自身初の規定投球回数に達し、13勝（5敗）を挙げたことを称賛しました
若手の日本ハムにも拍手
さらに、落合氏は2位の日本ハムに対しても評価を与えました「新庄剛志監督はチームをよくまとめた
中堅クラスが強いソフトバンクと若手主体の日本ハムの対戦で、経験の差が勝敗を分けたのかもしれません」と分析しました
今回のソフトバンクの連覇は、逆境を乗り越えた選手たちの努力の成果であり、小久保監督の冷静な采配が光りました。また、日本ハムの健闘も見逃せず、両チームの成長が来季に期待を持たせます。
キーワード解説
- リーグ連覇とは？プロ野球において、特定のリーグで連続して優勝することを指します。
- 采配とは？監督が試合中に行う戦術や選手の起用を決定することを指します。
- 貯金とは？勝ち試合から負け試合を引いた数がプラスの状態を意味し、チームの成績を評価する指標となります。
- 規定投球回数とは？投手がシーズン中に規定の投球回数を達成すること。これにより、成績が公式に認められます。
