延長戦を制すことができず、巨人とヤクルトが4-4で引き分け

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◇セ・リーグ 巨人4―4ヤクルト(2025年9月28日 神宮) 巨人は延長12回の末、最下位のヤクルトと4―4で引き分けた

この結果、対戦成績は16勝8敗1分けとなり、今季のヤクルト戦が終了した

残り2試合で68勝69敗4分けとなった巨人は、勝率5割の確保に望みをつないでいるものの、DeNAの試合結果が響き、2位への再浮上の可能性が消えてしまった

これにより、巨人は4年ぶりの3位が確定している

クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージは、2位が確定したDeNAの本拠地・横浜で10月11日から3試合制で行われる予定だ

今季限りでの退任が決まっている高津監督、現役引退の川端、そしてメジャー移籍する村上のため、ヤクルトは神宮での最後の試合に力を入れていた

その影響もあり、初回から圧倒的な気迫を見せたヤクルトナイン

先発の横川投手が初回に2点を先制され、打線はヤクルト先発の高橋投手に対して3回まで完全に抑えられる展開となった

0-2で迎えた4回には、泉口選手が2番手の奥川投手から6号2ランを放ち、同点に追いつく

しかし、その裏に横川が中村悠選手に1号2ランを許し、4回で7安打4失点(自責3)で降板した

一方で、前日27日のDeNA戦で9回に5得点の大逆転勝利を果たした打線は、またも耐える姿勢を見せた

2-4で迎えた6回に中山選手の適時二塁打で1点差に迫ると、8回には再び中山選手が中前打を放ち、同点に追いついた

9回には中川投手がピンチに立たされるも、無失点で耐え抜き今季15度目の延長戦に突入した

しかし、10回以降の攻撃は精彩を欠き、12回にも3者凡退に倒れ、勝利のチャンスを逃した

最終的に9番手右腕の守護神マルティネスが無失点で抑え、試合は引き分けに終わった

今回の試合は延長戦にまで突入したものの、両チームとも勝ち切れない展開となりました。今後のクライマックスシリーズに向けて、特に巨人はどのような戦略を展開するのか注目です。選手の成長やチームの状態が試合にどのように影響するか、関心が高まります。
キーワード解説

  • 延長戦とは?野球では、規定のイニングを超えた試合を指します。これにより、勝敗がつくまで試合が続けられます。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは?日本のプロ野球におけるポストシーズンのトーナメント形式のことを指し、レギュラーシーズンで上位に入ったチームが進出します。

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