小園海斗、初の首位打者獲得へ「川端イズム」を受け継ぐ成長

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
広島カープの内野手、小園海斗(25)が、自身初となる首位打者の座を射程圏に捉え、生涯の師である川端慎吾(37)の打撃スタイル「川端イズム」を体現している

2021年1月から愛媛県松山市で開催される合同自主トレに参加し、強力な師弟関係を築いてきた小園は、今やリーグを代表するバッターへと成長を遂げている

川端の引退とその影響

9月27日、神宮球場で行われたヤクルト戦では、川端が今季限りでの現役引退を発表し、7回裏に代打として出場

2死二塁の場面で右翼線への二塁打を放ち、卓越した打撃技術を披露した

その姿を目の当たりにした小園は、「川端さんらしい打撃

最後に目の前で見られたのは本当に良かった」と語った

師弟関係の形成

小園と川端の出会いは、自主トレでのものだった

最初は緊張しながらも、川端から「バットの使い方や意識」など、技術を学ぶ中で友情が芽生えた

川端は2015年に打率.336で首位打者の座に輝いた実績を持ち、今の小園にとって「どうやってこの人に勝つか」を考えることが大きな指針となっていた

集中力と技術の向上

自主トレでは川端が打撃投手を務め、小園は多くのアドバイスを受けた

特に「ミスショットが命取りになる」という言葉は、小園の打撃における重要な教訓となり、集中力を高める要素となった

首位打者争いの行方
現在、小園は3試合続けて欠場しているが、打率はリーグ1位の.306

巨人の泉口が.299で追いかけており、安打数では中日・岡林と並ぶ2位タイの159安打

新井監督は首位打者獲得を最優先とした起用を公言しており、残り2試合での劇的な展開が期待される

小園海斗の成長過程は、川端慎吾からの影響が色濃く見られます。競争が厳しいリーグで首位打者を目指す姿勢は、彼の今後のキャリアにとって大きな励みとなるでしょう。
キーワード解説

  • 首位打者とは? 打撃成績の中で最高の打率を記録した選手に与えられる称号であり、技術や緊張感が求められます。
  • 打撃技術とは? バッティングフォームやコンタクトなど、ヒットを打つために必要なスキルのことを指し、選手にとって非常に重要です。
  • 自主トレとは? シーズン中のチーム活動とは別に選手が行う自主的なトレーニングで、技術向上や体力維持を目的としています。

SNSでもご購読できます。