この決定は、プロ12年目を迎えた又吉選手にとって厳しいものとなった
今季、彼は1軍での出場はなく、2軍で27試合に登板するにとどまった
ソフトバンクは昨季、日本シリーズでの連覇を果たしたものの、ベテラン右腕の戦力外通告を行うことになった
又吉選手は、過去に40試合に登板し、ブルペンを支えた存在であったが、今年のシーズンでは1軍のマウンドを踏むことが叶わなかった
通算成績は503試合に登板し、47勝32敗、173ホールド、11セーブという実績を持っている
又吉選手は2013年のドラフト2位で中日ドラゴンズに入団し、2014年から3年間連続で60試合以上に登板するなど、リリーフとしてその名を馳せた
2021年オフにはフリーエージェント(FA)宣言を行い、ソフトバンクに移籍したが、移籍初年度から3年連続で30試合以上に登板する活躍を見せていたにもかかわらず、12年目にして無念の通告を受けることとなった
なお、28日に2軍の全日程が終了し、翌日の29日からは各球団で戦力外通告の第1次期間が始まっている
ソフトバンクの他にも、横浜DeNAベイスターズが三嶋一輝投手など8選手の戦力外を発表している
今回のソフトバンクから又吉克樹投手に対する契約解除の発表は、今年のシーズンが彼にとって厳しいものであったことを示しています。プロ野球選手は結果が求められる厳しい世界ですが、又吉選手の今までの実績を考えると、今後の動向が気になるところです。
キーワード解説
- プロ12年目とは?プロ野球選手のキャリアにおいて、12年目とは多くの経験を積み重ねた年を指し、特にベテランと呼ばれる選手が多くなる時期です。
- ブルペンとは?野球において、試合中に投手が登板準備をする場所のことを指し、リリーフ投手が多く待機しています。
- ホールドとは?リリーフ投手が、試合が終わるまではリードを保ちながら登板した場合に与えられる成績の一つです。
- フリーエージェント(FA)とは?契約期間が終了した選手が他のチームと自由に契約できる制度のことです。

