東京城南ボーイズが板橋区長杯を制し、東日本選抜大会出場を決定

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◆第31回日本少年野球 板橋区長杯(東日本選抜大会・東京都東支部予選)▽決勝 東京城南ボーイズが志村ボーイズに6―4で勝利(9月23日・志村ボーイズグラウンド)

この試合は、秋の東日本王者を決める第37回東日本選抜大会(10月11~13日、福島県郡山市・ヨーク開成山スタジアムほか)の支部予選の一環として行われた

東京城南ボーイズの躍進

東京城南ボーイズは、今回の試合で特に注目を集めた選手がいる

2年生の榎凜久(りんく)が、その存在感を発揮し、彼は4打数3安打3打点という素晴らしい成績を残した

榎は、3回には左越えの二塁打を放ち、さらに無死満塁の場面では三遊間を破る逆転2点タイムリーを放った

向上心と修正力

榎は試合後に「一昨日、打てなかったので修正しました」と語り、これが彼の向上心を示すエピソードとなった

前回の試合でも打率が冴えなかったことから、バットを寝かせて構えるスタンスに変更

これが見事に功を奏したと言える

ライバル意識と成長

榎は小学6年生の頃、ライオンズジュニアでプレーをしており、現在は狭山西武・工藤未來が侍ジャパンU15に選出されたことから大きな刺激を受けている

「ライバル意識? あります

僕はオールラウンドで活躍できることが強み」と榎は語り、今後の東日本選抜大会に向けた意気込みを見せた

チームのさらなる目標
東京城南ボーイズにはもう一人注目の選手がいる

2年生の笹谷海陽主将は、昨年の本戦でベンチ入りを果たし、チームが優勝した松戸中央に敗北したことについて「大枝監督の野球で勝ち進みたい」と強い決意を見せている

東京城南ボーイズの試合は、若い選手たちの成長が感じられる好ゲームだった。特に榎選手の活躍が際立っており、彼の向上心と修正力は今後の成長を期待させる。チーム全体の結束力も強く、選手たちの意気込みが伝わってきた。
キーワード解説

  • タイムリーとは?:試合の途中で行われた打撃の中で、走者を本塁に返すことで得点を生むこと。
  • オールラウンドとは?:さまざまなポジションや役割で活躍できることを指す。

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