2006年夏の甲子園決勝から19年、斎藤佑樹と田中将大の現在に迫る
日本列島を沸かせた2006年の夏の甲子園決勝、早稲田実業（早実）と駒大苫小牧の激闘が記憶に新しいこの試合で注目を集めたのは斎藤佑樹（早実）と田中将大（駒大苫小牧）の二人
彼らはその後、それぞれ異なる道を歩むこととなり、今では二人のキャリアが対照的になっている
まず、田中選手は高校卒業後、東北楽天ゴールデンイーグルスに入団し、プロ入りから新人王に輝くなど順調なスタートを切った
さらに、2013年には24勝0敗という驚異的な成績を残し、球団を日本一に導いた実績の持ち主である
現在もメジャーリーグで活躍し、日米通算200勝を目前に控えている
一方、斎藤選手は北海道日本ハムファイターズに進むも、通算15勝と少ない成績で現役を終えた
斎藤選手は、田中選手について次のように語る
「今のマー君、ほんとにカッコいいです
スピードが落ちても1勝を目指す姿は羨ましく、カッコいい
僕も現役の最後はスタイルチェンジを繰り返し、ずっと勝利を求めて試行錯誤していました」と、彼自身の経験を振り返りつつも、田中選手に対する敬意を表した
さらに、駒大苫小牧の主将を務めた本間篤史も田中選手について語る
「将大は88年世代の顔です
200勝に向けて、ここまで来たのだから、あとは彼の努力次第
数年後には再びあの日のメンバーで集まり、甲子園で試合をしたい」と意気込みを示した
2006年の夏の甲子園決勝から19年が経ち、斎藤佑樹と田中将大のキャリアには大きな違いが見られます。特に田中選手の成功は、多くの高校球児の憧れとなっており、彼の挑戦は他の選手にも良い刺激を与えています。斎藤選手も田中選手の姿勢から学ぶことが多かったことでしょう。一方で、仲間たちの今後の再戦を願う声は、青春時代の思い出を大切にしている証でもあります。
キーワード解説
- 夏の甲子園とは？夏に高校野球日本一を決定する大会で、多くの選手がこの舞台で夢を追いかける。
- 新人王とは？プロ野球のルーキーシーズンで最も優れた選手に贈られるタイトル。
- スタイルチェンジとは？選手が自らのプレースタイルを変えることを指し、より高いパフォーマンスを目指すために行われる。
