彼は“打球が低く三遊間に飛ぶライナーを打つ感覚”を身につけるために、徹底して打撃練習に励んできました
この努力が実を結び、シーズンの打率は.263にまで上昇しています
試合での活躍
小川選手は、9月13日の楽天戦で第4打席において、3ボール2ストライクからの11球目をセンター前に運びヒットを記録また、9月28日の日本ハム戦の第3打席では、2球で追い込まれたものの、ボールとファウルで粘りながら最終的に四球を選び出塁しました
彼は「追い込まれるまでは甘い球をしっかり打つこと、追い込まれた後は粘って球数を投げさせることを意識している」と語っています
バットの選択
小川選手は、通常のバットよりも芯が太く設計された“トルピードバット”を試していますが、9月29日の西武戦では普通のバットを使用しました彼は「トルピードバットでは打球が弱く感じることがあったので、普通のバットを使って手元の重心を意識しています
自分のバッティングに合ったバットを見つけたく試行錯誤しています」と述べています
守備の安定性
守備面でも、小川選手は7月19日のオリックス戦でのエラー以降、39試合無失策を記録しています「前半戦に簡単なミスが多かったので、それをなくすべく練習してきました
後半戦の無失策は良い結果だと思います」と自信を見せました
今後の目標
残り2試合について、小川選手は「後半戦は打撃と守備で良い感じを保てています今後もこの安定感を続けていけば、レギュラーに近づけると思っています」と意気込みを語りました
ZOZOマリンスタジアムでの今後の試合でも、彼のプレーに期待が寄せられています
小川龍成選手の最近の活躍は目を見張るものがあります。打撃においては打率の向上を見せ、守備でもエラーをなくすという向上心が大いに感じられます。これからも彼の成長に期待が寄せられ、来シーズンへのつながりが見えることがとても楽しみです。
キーワード解説
- 打率とは？：打率は野球選手が打席に立った回数に対するヒットの数の割合を示す指標で、高いほど選手の打撃能力が高いとされる。
- トルピードバットとは？：通常のバットの芯よりも太く設計されたバットで、打球の飛距離を引き上げることを目的とした道具。
- 無失策とは？：守備位置でエラーをせずにプレーを続けることを示し、選手の守備力や集中力を表す重要な指標。
