試合は西武が6−5で勝利し、今井は今シーズン10勝目を挙げた
これで今井は3年連続での2桁勝利を達成した
試合後のコメントと今季の振り返り
試合後、今井は「今日は援護もありましたし、中継ぎ陣は良い投手が多いので誇れる存在です」と語り、今季最終登板を無事に終えたことを喜んだしかし、チームはBクラスに終わってしまい「悔しい気持ちがありますし、自分自身の課題も多いと感じています」と反省も述べた
また、今季は登板23試合において、6月27日の日本ハム戦での熱中症による緊急降板も影響し、特に夏場の不振を振り返った
メジャー移籍に関する噂
今季の試合中、メジャースカウトがネット裏に集結しており、今井はその中で「有事」に備えられていたアメリカのメディアでも、今井の名前が移籍市場の目玉として取り上げられている
しかし、本人は「（球団に）メジャーに行きたいと、一言も言っていない」とし、過熱する移籍の噂に冷静な姿勢を見せている
チームの考えと今井の姿勢
今井の意向を信じるならば、今オフにポスティングを要望している高橋光成投手（28）とは異なり、メジャー移籍に向けて強気の行動をとる可能性は低いこの点に関して球団も、今井をチーム再建の「投の柱」と位置づけているため、手放すことは考えにくい
代理人契約の可能性について
メジャー関係者の中には、「本人に行く気がなくても、彼とエージェント契約を結びたい代理人はゴマンといる」との見解も出ているしかし、最近の今井はファンやチームメートに寄り添った発言をしており、ファンを裏切るような行動が取られる可能性は低いと考えられている
今井投手のシーズンは喜びも悔しさも交錯したものでした。10勝を挙げた一方で、チームの成績がBクラスに沈んだことは、選手としての試練のひとつと言えるでしょう。また、メジャー移籍に対するスタンスも冷静であり、今井選手の誠実さが際立ちます。ファンや仲間を大切にする姿勢は、今後のさらなる成長を期待させる要因でしょう。
キーワード解説
- 登板とは？ 野球において「登板」とは、投手が試合に出ていることを指します。特定の試合で投手が何回マウンドに立ったかを示し、その投手の能力や調子を評価する重要な指標となります。
- エースとは？ 野球において「エース」とは、チームの中で最も優れた能力を持つ投手のことを指します。エースは試合の重要な局面で投げることが多く、チームの勝利に直結する選手です。
- ポスティング制度とは？ 野球のポスティング制度は、日本の選手が海外のリーグ、特にメジャーリーグに移籍するための手続きを示します。日本の球団が選手を海外のチームに売る際、一定のルールに基づいて交渉を行います。
