デュプランティエ、2軍戦で完璧な復帰登板を果たす
ポストシーズンに向けて重要な一歩を踏み出した阪神タイガースのジョン・デュプランティエ投手(31)が、3日のオリックス戦において8月9日以来となる実戦登板を果たした彼は先発として出場し、2回を無安打無失点に抑える見事なパフォーマンスを見せた
直球は最速152キロを計測し、2つの三振を奪うなど、復調の兆しを見せた
デュプランティエ選手の重要性
クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで対戦が予想されるDeNAや巨人に対しても好相性を持つ彼だが、ポストシーズンに向けての準備が整ったことでファンからの期待が高まっている練習試合にもかかわらず、1440人もの観客が集まったSGL尼崎での試合では、「先発・デュプランティエ」のコールに歓声が上がった
復帰への道のり
デュプランティエは8月18日に下肢の張りで離脱し、2軍でのリハビリを経て、約2カ月間のブランクの後に復帰登板を果たしたその投球は、1球目から150キロを記録し、2回も300打者を相手に三者凡退に仕留めるなど理想的な内容であった
同選手は「コンディション、体の状態はすごくいい」と自己評価し、実戦復帰に自信を見せた
今後の展望
デュプランティエ選手は、今後もみやざきフェニックス・リーグに参加し、さらに調整を進める見込みだこれまでの成績からみても、彼は今季15試合で6勝3敗、防御率1.39という素晴らしい成績を残しており、90回2/3で113三振を奪った”ドクターK”としての実力をアピールしている
ポストシーズンの先発としての役割も期待されている
「監督が役割を与えてくれた時はそこでチームに貢献したい」と意気込みを語ったデュプランティエ選手
彼はトロフィーを甲子園に持ち帰りたいと強い決意を示している
デュプランティエ選手の復帰は阪神タイガースにとって非常に大きな意味を持ちます。彼の投球内容や、ポストシーズンに向けた意気込みを見ていると、チーム全体の士気も高まることでしょう。ファンの期待も高まり、実際の試合での活躍が楽しみです。
キーワード解説
- ポストシーズンとは?:プロ野球のシーズン終了後に行われるプレーオフのことです。優勝チームを決めるための重要な戦いです。
- クライマックスシリーズとは?:日本のプロ野球におけるプレーオフ方式の一つで、上位チームが争うための特別なシリーズです。
- 防御率とは?:投手がどれだけ失点を抑えられたかを示す指標で、通常は9イニングを投げた場合に換算して算出されます。低いほど優秀なことを示します。

