10月2日、本拠地・甲子園で行われたシーズン最終戦の試合後には、引退セレモニーが実施され、その模様は球団のYouTubeチャンネルにて公開されました
引退セレモニーを迎えるにあたり、原口選手は室内練習場で体を丁寧にほぐし、試合の準備に取り組みました
セレモニーに向けた思いを問われると、「最近はほとんど眠れなかった
ただ、終わりが近づいている感じがして、朝の起きるのが少ししんどかった」と語り、少し寂しさを表情に浮かべました
自らのプロ生活について振り返り、「長かったようでもあり、あっという間だったようにも感じる」とし、若い時代には一軍に上がれずファームでの時間が続いたこともあったが、あきらめずに努力したことが後に役立ったと振り返りました
「本当に一生懸命やってきてよかった」と感慨深く語りました
甲子園の球場内は、多くの花に彩られた通路が原口選手を迎え、感動の瞬間となりました
原口選手は「本当にたくさんお花があって、すごく嬉しかった
涙が出そうになった」と感謝の意を述べました
最終戦は、タイトル争いを繰り広げる選手たちが活躍する中、原口選手も7回に代打として出場し、自らの勇姿をファンに見せました
引退セレモニーでは、大歓声を受けながら、「最後に1本いいものが見せられたら更に最高だったが、応える気持ちで3本振れたので満足」と振り返りました
加えて、キャッチャーとしての起用については「サプライズで驚いたが、緊張もあった
ただ、サダ(岩貞祐太投手)が頑張ってくれたので、感謝しかない
久しぶりに見慣れた景色を感じられたことが良かった」と語りました
セレモニーの締めくくりには、「16年間、様々なことがあった中、素晴らしい応援をしていただいたことに感謝し、今日を迎えられた
この日一日は本当に素晴らしかった
まだ戦いは続くので、最後の最後まで頑張るので、応援よろしくお願いします」とファンに向けたメッセージで締めくくりました
原口選手の引退セレモニーは、多くのファンにとって感慨深い瞬間です。彼の努力や情熱が伝わるエピソードが印象的で、野球界における彼の貢献は忘れられないでしょう。
キーワード解説
- 引退セレモニーとは?選手が職業人生を終える際に行われる式で、ファンやチームメイト、関係者たちが感謝の気持ちを示す大切なイベントです。
- キャッチャーとは?野球におけるポジションの一つで、投手から投げられたボールを受ける役割を担います。守備や打撃において重要な役割を果たします。

