西武、渡部健人と佐々木健に戦力外通告
プロ野球界において、2025年の第1次戦力外通告期間が始まり、西武ライオンズが12選手に来季の契約を結ばない旨を通知したこの中には、2020年のドラフトで1位と2位で指名された渡部健人内野手と佐々木健投手も含まれており、二人は構想外とされた
渡部健人選手は、176センチ、115キロの体格を持ち、横浜桐蔭大からドラフト1位で入団した
その出自からも、大砲選手として期待され、歴代の西武スラッガーである中村剛也内野手や山川穂高内野手(現ソフトバンク)と比較された
しかし、2025年は1軍での出場がなく、イースタン・リーグでは54試合に出場し、打率は.201、4本塁打、23打点に留まった
一方、佐々木健選手はNTT東日本を経てドラフト2位で入団
2022年には37試合に登板し、3勝0敗、5ホールド、防御率3.03という成績を収めた
2023年は21試合で防御率0.87と好成績を収めていたが、同年8月に左肘内側側副靱帯再建術(一般的にはトミー・ジョン手術と呼ばれる)を受けた
その後、今オフに育成契約となり、6月には支配下復帰を果たしている
さらに、同チームで戦力外となった選手には、大曲錬投手や水上由伸投手も含まれる
水上選手は2022年に最優秀中継ぎと新人王を受賞し、注目されていたが、今オフに戦力外の決定が下されている
2020年ドラフトでは西武へ入団した選手のうち8人が現在、不在の状況で、チームの再編が求められている
一方、東海大相模高から3位で入団した山村崇嘉内野手は、今季キャリア最多の69試合に出場し、得点圏打率.287を記録
大阪桐蔭高から7位で入団した仲三河優太外野手も、育成契約から支配下への復帰を果たした
怪我からの復帰を目指す仲三河選手に対しては、長打力への期待が寄せられている
また、長谷川信哉外野手も規定打席に到達するなど、飛躍のシーズンを送っている
この度の西武ライオンズの戦力外通告は、選手にとって厳しい現実を浮き彫りにしています。特に、期待された若手選手たちが結果を残せなかったことは、プロ野球界の競争の激しさを改めて示しています。選手たちが再起を目指す中、他のチームへと移籍する可能性もあり、注目が集まります。
キーワード解説
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