プロ野球フェニックス・リーグの舞台裏と山﨑康晃選手の復活劇

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10月6日(月)、宮崎県内で「第22回みやざきフェニックス・リーグ」が開催されます

同リーグは主に若手選手の鍛錬の場として利用されており、過去のトッププレーヤーたちもこの場で輝かしい実績を残しています

DAZNでは、フェニックス・リーグの開催に先立ってショートドキュメンタリー「冬が僕を強くする」を配信し、リーグを経てプロ野球の世界で活躍する選手たちの姿を捉えています

特に注目されるのは、DeNAの山﨑康晃選手です

山﨑選手のキャリアと印象的なプレー

2014年のドラフト1位でDeNAに入団した山﨑選手は、1年目から守護神に抜擢され、58試合で37セーブを挙げ日本プロ野球の新人王に輝きました

その後も、5年連続で26セーブ以上を記録し、球界のエース投手として名を馳せています

特に注目されるのは、彼の登場時に球場全体がジャンプする“ヤスアキジャンプ”で、これはファンにとって勝利の儀式となっています

山﨑選手は「歓喜の輪の中心にいる喜びは何者にも変えられない」と語り、ファンの応援が自分にパワーを与えていると振り返りました

逆境を乗り越えた教訓

順調なキャリアを歩んでいた山﨑選手ですが、2020年はわずか6セーブにとどまり、2021年もセーブ数は1にとどまりました

この年、彼は抑えの座を失い、厳しい環境に直面しました

その後、フェニックス・リーグに参加することになり、多くの若手選手と共にプレーする中で、彼は新たな学びを得ることができました

「若手から教えられることも多い

忘れていたものを思い出す瞬間にもなる」と謙虚な姿勢でプレーすることで、野球を純粋に楽しむことの大切さを再認識しました

フェニックス・リーグでの経験を経て成長し、2022年には37セーブを達成しましたが、2023年は再び低迷し、現在は17試合に登板して0勝3敗1セーブ、防御率4.20という苦しい状況です

そんな中、山﨑選手は再びフェニックス・リーグに参加し、間近に迫ったクライマックス・シリーズのメンバー入りを目指しています

また彼は、250セーブ達成に向けた重要なステップを踏もうとしています

今後の彼の活躍に期待が寄せられています

山﨑康晃選手がフェニックス・リーグに参加することで、若手選手たちとともにさらなる成長し、苦境を乗り越える可能性が高まっています。彼の謙虚さと挑戦する姿勢は、プロスポーツ選手にとって非常に大切な要素であり、今後の彼の動向に注目したいところです。
キーワード解説

  • フェニックス・リーグとは?:若手選手が実戦経験を積むための大会で、過去の多くの選手が成長を遂げた場所です。
  • 守護神とは?:試合の終盤に登板し、リードを守る選手のことを指し、重要な役割を担います。
  • セーブとは?:試合終盤にリードを守り切ることができた投手に与えられる記録を意味し、試合の勝利に貢献する重要な指標です。

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