髙橋光成投手の米大リーグ挑戦の可能性、奥村社長が言及

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◆楽天3―2西武(4日、楽天モバイルパーク宮城) レギュラーシーズンの最終戦を黒星で終えた西武ライオンズは、試合後、奥村剛球団社長が報道陣の取材に応じ、髙橋光成投手(28)がポスティングシステムを利用して米大リーグへの挑戦を希望していることについて言及した

ポスティングシステムとは、日本のプロ野球選手がメジャーリーグに挑戦する際に、球団が選手を海外に移籍させるための枠を確保する制度であり、この制度を利用することにより、選手は海外の球団と交渉することが可能になる

奥村社長は「今シーズン終わったばかりで、これからそういった話し合いにもなるだろう」と語り、特に髙橋選手が国内フリーエージェント(FA)も取得していることに触れた

国内FAは、選手が一定の条件を満たした場合に、他球団に移籍する際の権利を保障する制度であり、大事な選手との今後の話し合いの重要性を強調した

「今井(達也)選手についても、話しがあればしっかりとお話をしていく」とした奥村社長

髙橋選手が希望していることを踏まえた上で「われわれの主力のピッチャーですし、これまで貢献してくれたピッチャー」とし、重要性を再認識している様子がうかがえた

髙橋選手は2022年オフの契約更改において、将来的な大リーグ挑戦を要望したことを明かしており、以来その希望を継続している

群馬・前橋育英高から2015年にドラフト1位で入団以降、彼はシーズンでの2桁勝利を数回達成しており、昨季は思わぬ苦境を経験したが、今季は24試合で8勝9敗、防御率3.04を記録

レギュラーシーズン最終戦だった4日の楽天戦でも力投し、8回途中で3失点(自責1)をマークした

奥村社長は「もう本当に終わったばかりですので、これから本人たちと話し合う機会がおそらくあると思う

我々も大事な選手という中での話し合いになる」とし、髙橋選手と今井選手の去就が今後において大きな焦点となる見込みである

今回の髙橋光成選手の米大リーグ挑戦についての報道は、ファンだけでなく、チームにとっても大きな関心事です。チームの主力が移籍することで、今後の戦力に影響が出る可能性もあるため、これからの交渉を見るのが楽しみです。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?日本のプロ野球選手が海外のメジャーリーグチームと契約する際に使用される制度で、選手の移籍をスムーズにする仕組みです。
  • 国内FAとは?選手が一定の経験年数を経て取得できる権利で、他の球団への移籍を可能にし、選手に自由な選択肢を与えます。

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