日本ハム・伊藤大海、クライマックスシリーズへ向けて気を取り直す

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プロ野球・日本ハムは、4日の試合でロッテに0対3で敗れ、レギュラーシーズンを締めくくりました

この試合の投手、伊藤大海は、8回を投げ7安打3失点ながらも、敗戦投手となりました

自身初の沢村賞獲得を目指していた彼にとって、この試合は非常に悔しい結果となったようです

伊藤は、勝利数が15以上になることが自己の目標でもあり、勝たなければならないというプレッシャーを抱えながら先発しました

試合中の表情は曇り、特に敗戦後は「全然うれしくないですね」との言葉が彼の思いを物語ります

レギュラーシーズン最終登板という特別な場面でありながら、敗北を喫したのです

試合の中で、伊藤は四回に犠牲フライで先制点を許したものの、それ以降は走者を出しながらも粘り強い投球を見せました

特に七回には3者連続で空振り三振を奪う場面もありました

しかし、八回に新庄剛志監督が続投を決めたことで、2死一塁の場面で適時三塁打を打たれると、後には暴投もあって3点目を許してしまいました

沢村賞を受賞するための条件として、登板数が25以上、奪三振が150以上、勝率が6割以上の3項目はすでにクリアしていた伊藤ですが、勝利数は15に届かず悔いが残ります

試合前の防御率は2.50以下でしたが、自責点が3にまで増えたことで最終的には2.52となりました

「自分が積み重ねてしまった失点

やりきれないシーズンだった」と、彼は反省の言葉を口にしました

日本ハムは11日からクライマックスシリーズ(CS)が始まります

伊藤自身も、投球が勝敗を決することを理解しており、「勝つしかない

気持ちを切り替えて頑張る」と意気込みを語っています

悲願の日本シリーズ進出を目指し、北のエースは雪辱を期しています

日本ハムの伊藤大海投手は、勝利を目指して挑んだ試合で残念な結果となったものの、その投球からはエースとしての資質が垣間見えました。クライマックスシリーズでは、彼の力が勝敗を分ける鍵となるでしょう。
キーワード解説

  • 沢村賞とは?:エース級の投手に贈られる賞で、その年の優れた成績を残した投手が対象です。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは?:日本プロ野球のプレーオフトーナメントで、パ・リーグとセ・リーグの代表が日本シリーズ進出を目指して戦います。
  • 自責点とは?:投手が自らの投球によって許した得点のこと。自責点が多いと、不利な成績となります。

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