特に注目すべきは、最多勝部門で日本ハムの伊藤大海投手とソフトバンクの有原航平投手がそれぞれ14勝をマークし、タイトルを共有した点です
これに加えて、伊藤投手は奪三振数で195を記録し、唯一の2冠を手に入れました
最高勝率のタイトルは、ソフトバンクの大関友久投手が.722という数字を残し、2位には伊藤投手(.636)、3位には有原投手(.609)が続きました
また、防御率に関しては、昨年に続きソフトバンクのモイネロ投手が1.46という数字を記録し、最優秀防御率のタイトルを獲得しました
リリーフ部門では、ソフトバンクの松本裕樹投手が44ホールドポイントを記録し、初のタイトルを獲得しました
クローザーでは、西武の平良海馬投手が31セーブをあげて、一位に立ちました
さらに、ソフトバンクの杉山一樹投手もロッテとの最終戦でセーブを記録し、タイトルを獲得しています
パ・リーグ投手成績
| 部門 | 選手名 | 成績 |
|---|---|---|
| 防御率 | モイネロ (ソフトバンク) | 1.46 |
| 勝率 (13勝以上) | 大関友久 (ソフトバンク) | .722 |
| 勝利数 | 伊藤大海 (日本ハム) | 14勝 |
| セーブ | 平良海馬 (西武) | 31セーブ |
| ホールドポイント | 松本裕樹 (ソフトバンク) | 44 |
| 奪三振 | 伊藤大海 (日本ハム) | 195 |
キーワード解説
- 最多勝とは? 投手が一シーズンで最も多く勝利を挙げた場合に与えられるタイトルです。
- 防御率とは? 投手がどれだけ失点を抑えたかを示す指標で、計算式は「(自責点 ÷ 投球回数) × 9」です。
- 奪三振とは? 投手が相手打者を三振にすることを指し、投手の実力を示す指標の一つです。
- ホールドポイントとは? 中継ぎ投手が試合をリードした状態で登板し、勝ち投手になる可能性を残した場合に付与されるポイントです。
- セーブとは? クローザーが試合の終盤、リードを保ったまま登板し、試合を締めくくることで得られるタイトルです。

