ソフトバンクの尾形崇斗投手、無失点で新投球スタイルを確立

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆みやざきフェニックス・リーグ 西武1―8ソフトバンク(6日、南郷) ソフトバンクの尾形崇斗投手(26)が、新たな投球スタイルでリベンジに燃えている

6回から3番手として登板し、6回には2三振、7回にも2三振を奪うなどの好投を見せた

「予定は2イニングだったけれど、自分の課題に挑戦したいと思って、8回のマウンドにも上がった」とし、8回では驚異の3奪三振を達成

結果、安打は許したものの、3イニングで無失点の好成績を収めた

尾形投手の新しいアプローチ

尾形は「脱力投法」というスタイルを採用している

この技術は、投手が力を抜いて投球することで、打者のタイミングを崩すことを目的としている

尾形の直球は球速150キロ中盤で、球界でもそのホップ成分が評価されているが、今季は防御率4・67と苦しんでいた

「今年は多くのことを学びましたが、逃げずに勝負し続けた結果、タイミングの問題だと感じました」と語る

フォームの変化と効果

この日の試合では、尾形投手は力感のないリラックスしたフォームで投球を行い、150キロ台の直球や大きく曲がるカーブで三振を奪った

「基本は変化球で打者を崩すことですが、100マイルの速球も持っています

力勝負よりも、バッターを崩す方が達成感があります」と新しいスタイルへの意気込みを見せた

将来への期待

尾形は、リーグ優勝直後に出場選手登録を抹消されてしまったが、ポストシーズンでの昇格を目指して準備を進めている

「このフォームにしてから体への負担が減り、アイデアが広がりそうです

ポストシーズンでチャンスがあれば、今のスタイルをさらに磨きたい」と語った

尾形の剛速球が今後どれだけの威力を増すか、期待が高まる

尾形崇斗投手の新たな投球スタイルが注目を集めています。脱力投法により、打者のタイミングを崩す狙いがあるようです。これにより、無失点に抑えたことは、今後のポストシーズンでのパフォーマンスにも期待を持たせます。
キーワード解説

  • 脱力投法とは?
  • 三振とは?
  • 防御率とは?

SNSでもご購読できます。