昨シーズンは56勝84敗3分けで、8年ぶりの最下位に沈んだため、「厳しいことだけは覚悟してほしい」との言葉には、身を引き締める思いが込められています
サブロー監督は、所信表明において「今年は断然の最下位ということで、難しいチーム作りになると思いますが、甘さを取り除いて厳しい練習をし、若い選手が多いチームなので、羽ばたけるようなチームにしていきたい」と語り、再建に向けた具体的な方針を示しました
若手選手たちが多く在籍する中、彼らを引き上げるための厳しい指導が求められています
会見の進行は、元球団職員の谷保恵美さんが担当し、彼女の「サブローーーーーー!」という声で会場が盛り上がる瞬間も見られました
一方でサブロー監督は笑いを交えながら「懐かしいですね
でも、ちょっと腕を落としたかな」と謙遜を交えた発言をし、和やかな雰囲気を作り出しました
今シーズンの途中、サブロー監督は2軍監督から1軍のヘッドコーチに配置転換された際、「雰囲気は悪くなかったが、選手の中に見える負け癖を変えたかった」と語り、チームの内面にある敗戦のメンタリティに挑むことの重要性を訴えました
若手選手たちの中には、2桁本塁打を記録した山本選手、高卒2年目で規定打席に達した寺地選手、新人王候補に挙がる西川選手など、将来を期待される選手たちが台頭してきています
サブロー監督は、今後の猛練習に向けて、「やりたいが、各担当コーチに自信を持って任せたい」と考え、厳しさと熱意を兼ね備えたコーチを選びたいと意向を示しました
彼のスローガンである「昭和のキャンプをやろう」は、さらなる努力を引き出す鍵になるでしょう
秋と春のキャンプでは厳しい練習が行われる予定であり、パ・リーグの底から這い上がるための新たな挑戦が始まります
新監督のサブロー氏が、ロッテを再建するための強い決意を表明したことは、チームにとって新たな出発を意味します。厳しい練習方針がどのように若手選手たちに影響を与え、チームの成長につながるのか、おおいに期待されます。
キーワード解説
- サブローとは?:元プロ野球選手で、ロッテの主力打者として名を馳せた選手。監督として新たな挑戦を行う。
- ZOZOマリンスタジアムとは?:千葉にあるロッテの本拠地スタジアム。多くのファンに支持されている。
- チーム作りとは?:選手の育成や戦力の強化を目的とした、監督やコーチによる計画と実行の過程。
- 若手選手とは?:プロ野球選手の中で、比較的若い年齢層の選手たちを指し、新しい才能として期待される。
- 猛練習とは?:選手たちが体力や技術を向上させるために行う、厳しいトレーニングのこと。

