ソフトバンク前田悠、肘の手術後リハビリ開始へ意気込みを語る

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ソフトバンクホークスの若手投手、前田悠伍選手(20)が、左肘関節のクリーニング術を受けた後、福岡県筑後市にあるリハビリのグループに合流しました

手術を受けた理由や今後の意気込みについて、前田選手が語るポイントをまとめます

リハビリと自主トレーニングの開始

前田選手は8日、練習はお休みでしたが、自主トレーニングを行い、主に下半身の動きを確認しました

手術に至った経緯を語りながら「今のうちに(体などを)パーフェクトにしたい」と来シーズンに向けての熱意を見せました

手術決断の背景

前田選手は「タイミング的に今しかないと決断した

これなら12月と1月にしっかり練習できる」と述べました

肘に違和感を抱えていたのは、大阪桐蔭高校の1年生からだと言います

この痛みとは長い間向き合ってきました

今シーズンの成果と課題

今シーズン、前田選手は7月13日の楽天戦でプロ初勝利を達成しましたが、8月23日のロッテ戦以降、痛みがあったと振り返ります

そのため、9月にはメディカルチェックを受けて手術を決断し、9月26日に佐賀市の病院で手術を実施しました

復帰にはおよそ3~4カ月を要する見込みです

サポートと意識の高まり

入院中、同チームの上茶谷選手が見舞いに訪れ、脱力トレーニングの本などを差し入れてくれたこともあり、前田選手はその本を熟読し、自分の考えをノートにまとめたり、自分の投球動画を見直したりするなど積極的に取り組んでいました

今後のトレーニング計画

6日に抜糸を行い、翌日からはトレーニングを再開しました

下半身の動作に力を入れ、投げることはまだできませんが「腕振らないシャドーピッチングをしたけど、かなり良くなっていた」と手応えを口にしています

今後は10月下旬から球を持てるようになる予定で、「今のうちにパーフェクトにして、次のシーズンに備えたい」と意気込みを示しました

前田選手の手術とリハビリに関する報道は、若手選手が健康を取り戻すための重要な過程を示しています。肘の痛みは長年抱えていた問題であり、今回の手術によって彼のキャリアにどのような影響を与えるかは注目されます。前田選手が前向きにリハビリに取り組んでいる様子は、多くのファンに希望を与えています。
キーワード解説

  • 肘関節とは?人間の腕の肘の部分にある関節で、上腕骨と前腕の骨(橈骨と尺骨)が接触しています。この部分の健康は運動能力に大きく影響します。
  • クリーニング術とは?関節内の障害物を取り除く手術で、特に痛みの原因となる組織を除去することで、機能を回復させることを目的とします。
  • シャドーピッチングとは?実際にはボールを投げずに、投球動作を練習する方法です。これにより、フォームを維持しつつ、肩や肘に負担をかけずに練習できます。

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