広島・常廣羽也斗、最終戦の炎上でCS進出消滅

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広島東洋カープの若手投手、常廣羽也斗は9月21日に行われた横浜DeNAベイスターズとの対戦で、自己ワーストの7失点を喫し、3敗目を喫しました

この試合はチームのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅した重要な瞬間でもありました

常廣はこの日、4回を投げて7失点、球団の期待を裏切る形となりました

試合後、新井貴浩監督は「一軍の打者は甘くなったボールは見逃してくれない

経験を次に活かしてほしい」とコメントし、常廣自身の反省が必要であるとの意向を示しました

常廣は8月24日の中日戦で、今季初登板を果たし、6回途中で3失点ながらも一定の結果を残し、プロ2勝目を手にしましたが、最終的には2勝3敗、防御率5.18という成績となり、さらなる向上が期待されています

9月13日には中日戦で無失点の快投を見せ、そのオフに中継ぎに回ったものの、26日のヤクルト戦や28日のDeNA戦では大乱調となり、特に28日の試合では8失点を食らうなど、自身の信頼を再構築するには程遠い結果となってしまいました

常廣は二軍の秋季教育リーグには参加せず、フォームの見直しに専念することを決意しました

プロ2年目となる常廣は、今年の開幕から二軍スタートでしたが、代表選手として侍ジャパン強化試合に選ばれるなど期待はされていました

しかし、オープン戦での結果が芳しくなく、試合に出場する機会も限られたものとなりました

同期の高太一はプロ初勝利を挙げ、安定した投球を続けています

競争は厳しさを増し、新井監督は若手選手たちに「いつまでもチャンスがあるわけではない」と警告しています

これからのシーズンに向けて、常廣はドライチとしての意地を見せる必要があります

来季に向けた期待が高まる中、新しい挑戦が待っています

常廣羽也斗選手の最近の成績は期待外れに終わったが、彼の潜在能力にはまだ多くの期待が寄せられています。新井監督の言葉からも、彼が次にどのように成長するのかが楽しみです。若手投手が群雄割拠する中で、彼が立ち直り、来季の活躍に繋げられるかが大切です。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズ(CS)とは?プロ野球において、リーグ戦を勝ち抜いたチームが日本シリーズ出場権を争うプレイオフのことです。
  • 防御率とは?投手が与えた自責点を投球回数で割り出し、1イニングあたりの得点を示す指標です。数値が低いほど良い投手とされます。
  • オープン戦とは?プロ野球チームがシーズン開幕前に行う試合で、選手の調子やチームの戦力を見極めるための重要な期間です。

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