ソフトバンク・山本恵大、ポストシーズン出場へ向けて意気込みを示す

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◆みやざきフェニックス・リーグ ソフトバンク5―3中日 (9日、SOKKEN) ソフトバンクホークスの山本恵大外野手(26)は、初のポストシーズン出場を目指し、バッドでアピールを繰り広げている

今シーズン、4月に支配下登録を果たした背番号77は、ポストシーズンで1軍に呼ばれることを強く意識し、「今年は支配下になって可能性はあると思うので、結果を出して呼ばれるようにしっかりと頑張ります」と意気込んだ

好調な打撃で存在感を発揮

この日、山本は「4番右翼」で先発出場し、初回の第1打席で松木原優太のチェンジアップを捉え、先制の右前適時打を放った

フェニックス・リーグでは、ここまで4試合で10打数4安打2打点という好成績を収めており、安定した打撃内容を維持している

1軍と2軍の厳しさ

山本は、4月12日に育成から支配下入りした後、7月15日のロッテ戦ではプロ初本塁打を記録

しかし、1軍のハイレベルな投手相手には苦しむ場面も多く、今季は打率2割1分4厘にとどまっている

そんな中、8月中旬には出場選手登録を抹消され、再び1軍に昇格することが難しくなった

優勝の喜びと悔しさ

チームは9月27日に2年連続のリーグ優勝を果たし、喜びに包まれた

しかし、山本は「優勝したのはうれしいが、自分もその場でみんなと喜びたかった」と悔しさをにじませた

育成選手時代には感じられなかった感情が、今回の経験を通じてグッとくるものとなった

課題克服に挑む山本
2軍に降格した際、小久保裕紀監督からは「2ストライクアプローチや内角球への対応」などの具体的な課題が与えられた

山本はタイミングの取り方やバットの握り方を変え、課題克服に向けて全力で取り組んでいる

日々の練習を通じて手応えもつかみ始め、ポストシーズンへの思いを一層強めている

近藤健介が左脇腹痛でクライマックスシリーズ(CS)を欠場する見込みの中、外野の枠はあいている

山本は「代打でもスタートでも、試合の場に立ちたい」と語り、緊張感のある大舞台での活躍を心に描いている

引き続き、宮崎での好調を維持し、大舞台への切符をつかむことを目指す

この記事では、ソフトバンクホークスの山本恵大選手がポストシーズン出場に向けて意気込みを語り、練習や過去の経験から感じた悔しさについて触れています。彼の挑戦は、多くのファンにもエールを送るものであり、今後の活躍が期待されます。
キーワード解説

  • ポストシーズンとは? ポストシーズンは、プロ野球のシーズンが終了した後に行われる特別な試合で、特に優勝を争う重要なトーナメントです。
  • 支配下登録とは? 支配下登録は、選手がプロチームの正式なメンバーとして認められることを意味します。
  • 育成選手とは? 育成選手は、プロ契約を結ぶ前にトレーニングを受ける選手で、将来の可能性を秘めた若手選手が対象です。
  • クライマックスシリーズとは? クライマックスシリーズは、リーグ優勝を決めるためのプレーオフ形式の大会で、ファンにとっても非常に注目されるイベントです。

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