西武・今井投手、オフのポスティングシステム利用で米大リーグ移籍を目指す意向を表明

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西武ライオンズの今井達也投手(27)は、10日に埼玉県所沢市で行われた秋季練習後の取材で、オフのポスティングシステムを利用した米大リーグ移籍に向けた意向を明らかにした

彼は「できる時に精いっぱいのことはやりたい」とコメントし、積極的な姿勢を示した

ポスティングシステムとは?

ポスティングシステムとは、海外のプロ野球リーグに選手が移籍する際に、所属チームが他チームに対して選手の移籍を許可する制度である

これにより、選手は新たなチームでプレーする機会を得ることができると同時に、元のチームには移籍金が入る仕組みだ

今井投手はこのシステムを利用して、米国での挑戦を望んでいる

選手の心境と球団の反応

今井投手は、昨年から球団に対して移籍の希望を伝え続けており、この日は広池浩司球団本部長との面談を経て再度その意志を表明した

「チームの中心として戦えるようになってきている

ここ1~2年でチャレンジしたい」と語る彼の言葉には、強い決意が伺える

それに対し、広池本部長は「われわれとしては当然、残ってほしい部分もある

しっかり検討していく」と述べ、球団側としての今井投手への期待も隠さなかった

高橋光成投手の状況

さらに、今井投手と同じく米大リーグへの挑戦に意欲を示す高橋光成投手(28)は、今年5月に国内フリーエージェント(FA)権を取得しており、「いろんな選択肢がある分、すぐに決断はできない」とのコメント

彼のFA権取得は他チームへの移籍や再契約の選択肢を広げる重要な要素だ

今井投手が米大リーグ移籍を目指す意向を示したことは、彼自身の成長と挑戦を象徴する重要な発言である。また、チームとしても彼を残すことを望んでいるだけに、今後どのような決断が下されるか注目である。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?新しいチームに移籍したい選手が、元のチームから移籍の許可を得て、他のチームとの交渉ができる制度のこと。
  • フリーエージェントとは?選手が契約満了後に他のチームと自由に契約できる権利のこと。この権利を持つ選手は複数の選択肢を持つことができる。

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