松山晋也投手、韓国戦に向けて意気込み
野球日本代表「侍ジャパン」に選出された中日ドラゴンズの松山晋也投手(25)は、2025年11月15日と16日に東京ドームで行われる「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本VS韓国」に向けて、強い意気込みを見せた「いつも通りやるだけ」とコメントした松山選手は、韓国の強打者たちを抑え込むことを目指している
松山選手は、来年3月に予定されているワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での守護神(クローザー)の座を狙っている
守護神とは、試合の最終回に登板し、勝利を確保する役割を担う投手のことを指し、特に重要な役割となる
強い決意と平常心
松山選手の受け答えは、自身の冷静さを示している「普段と変わらずに自分の出せるものを出すだけです」と語り、選手としての成熟を感じさせる
彼は今年、クローザーとして初めてのシーズンを迎え、160キロ近い直球やフォークボールを武器に、セ・リーグタイ記録となる46セーブを達成した
ただし、松山選手は7月に右尺骨肘頭疲労骨折という怪我に悩まされ、1ヶ月以上もプレーを離れたにも関わらず、目覚ましい成績を残した
セーブシチュエーションでの失敗はわずか1回という安定感は、ドラゴンズファンにとっては信頼の証だ
WBC出場への野望
来年3月に予定されているWBCでは、日本代表としての連覇が求められているそのため、松山選手は井端監督からも守護神候補として期待されている
彼は「もちろん(WBCには)出たい」と熱望し、代表チームの一員として圧倒的なパフォーマンスを見せることに意気込んでいる
強化試合でのアピール
11月の強化試合は、松山選手にとって実力をアピールできる絶好の機会である練習を重ねる中で、MLB公式球の扱いや、初めてのピッチクロックに慣れることも考慮しており、秋季練習中に積極的に取り組んでいるという
松山晋也投手のコメントからは、彼の冷静さと高いモチベーションが伺えます。今季は克服した怪我を踏まえ、安定した成績を残しており、WBC出場へ向けた強化試合が重要なステップとなるでしょう。彼の活躍がチームにとっても大きな力となることが期待されます。
キーワード解説
- 侍ジャパンとは?:日本の野球代表チームで、国際大会に出場し日本の野球を代表する選手たちが集結するチームです。
- クローザーとは?:試合の終盤に登板し、勝利を守る役割を持つ投手のことを指し、特に重要な状況で投球します。
- セーブとは?:投手が試合を終わらせることに成功した場合に与えられる記録で、クローザーにとっては重要な統計です。

