オリックス・山下舜平大、クライマックスシリーズ初登板に期待の声

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オリックス・バファローズの岸田護監督は、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦で、3年目の右腕、山下舜平大投手(23)を先発に指名しました

山下投手は今回がポストシーズン初登板となります

監督は「今年前半はリハビリで悔しい思いをしたと思う

それをぶつけてほしい」との期待を寄せています

山下投手は2023年に新人王に輝いたものの、シーズン中盤に腰椎分離症という怪我に苦しみ、ポストシーズンでは登板機会がありませんでした

今シーズンも開幕直前に腰の違和感を訴え、復帰したのは9月に入ってからでした

この背景には、アスリートにとって重要な“リハビリ”というプロセスがあり、これにより選手は怪我からの回復を目指し、再びフィールドに立つ覚悟を試されます

10日の記者会見では、日本ハム・ファイターズの新庄剛志監督から「際どい球を見逃せるように」というコメントがあり、これを“待球作戦”と称しました

これは、相手投手の球をしっかりと見極めることで、攻撃につなげる戦略です

しかし、山下投手は「(球を)見てくるなら自分は攻めるだけ

引かずにいく」と、自信を持って自身のピッチングスタイルを貫く姿勢を示しています

今年のシーズンは4試合に登板し、1勝を挙げています

山下投手は、シーズン中に思うような活躍ができなかった悔しさをCSで晴らすべく、全力を尽くす意向を明かしました

今回の山下投手の登板については、彼の昨シーズンの成果と怪我の影響を考慮すれば、非常に重要な瞬間となります。監督の期待が大きい中で、彼がこれをどう受け止めるのか、また、実際のパフォーマンスにどのように結びつけるかが注目です。特に、彼が自身のピッチングスタイルを貫くと宣言した点は、チームメイトやファンにとっても勇気づけられる要素となるでしょう。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?:日本プロ野球のポストシーズンで行われるプレーオフの一部であり、リーグ優勝チームと下位チームが対戦する方式です。
  • 腰椎分離症とは?:腰の骨の一部が分離し、痛みや運動制限を引き起こす病状であり、特にスポーツ選手に多く見られます。
  • リハビリとは?:怪我から回復するために行う治療やトレーニングのことを指し、選手が怪我から完全に回復して元のパフォーマンスに戻るために重要です。
  • 待球作戦とは?:ピッチャーが投げる球をしっかり見極め、その球の特性を理解できるように対策を立てる戦略のことを指します。

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