西武・今井達也投手、米大リーグへのポスティング移籍を希望

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西武ライオンズの今井達也投手(27)が10日、ポスティングシステムを利用した米メジャーリーグへの移籍希望を球団に伝えたことが明らかになった

秋季練習が行われたベルーナドームで行われた広池浩司球団本部長(52)との交渉の中で、今井は「一番いい時期が過ぎてからじゃ遅い」と語り、今オフの移籍を希望する意向を示した

ポスティングシステムとは、NPB(日本プロ野球)の選手が海外FA権を取得する前にMLB(メジャーリーグベースボール)に移籍するための制度である

球団がその移籍を容認した場合、選手は申請を行い、MLB各球団と交渉することが可能となる

今井は自らの成長に自信を持ち、過去2年間で中心選手としてチームを支えてきた実績を背景に、「どこまで通用するか試してみたい」と強く述べた

昨年からメジャーへの憧れを球団に伝えており、今季は24試合登板で10勝(5敗)、防御率は1.92という好成績を残した

交渉を持った広池本部長は、「あれだけのピッチャーなので、当然残ってほしい部分がある」と予想しつつ、今井の希望を受け止めたと話した

西武の西口監督も、エース流出の可能性について「痛い」としながらも、選手の夢を叶えることを優先したい意向を示した

過去にも西武は松坂大輔や菊池雄星がポスティングでメジャー挑戦を果たしており、今井の移籍が実現すれば球団には多額の譲渡金が支払われることになると見込まれている

ポスティング申請は11月1日から開始される予定で、今井の動向に多くの注目が集まっている

今井は、「人生は一度きりなので、挑戦したい」といった意気込みを持っている

これからの交渉がどのように進展するかが注目される

今井投手のメジャー挑戦希望は、選手自身の成長と夢を追う姿勢が感じられます。ファンや球団にとっては本音と裏腹に胸が痛むところですが、挑戦することは選手にとって重要な経験です。今後の展開が楽しみです。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?:NPBの選手が海外FA権を取得する前にMLBに移籍するための制度であり、球団が移籍を認めればMLB各球団と交渉可能となる。
  • 防御率とは?:投手が試合で許した自責点を基に計算された数字で、数字が低いほど投手の成績が良いとされる。
  • 譲渡金とは?:選手が移籍する際、所属チームが受け取る金銭のことで、移籍契約の総額に応じて金額が決まる。

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