オリックス・山下舜平大投手、ポストシーズン初登板で3奪三振も課題残す

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2025年10月11日、パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)のファーストステージで、日本ハム対オリックスの第1戦がエスコンフィールドで行われた

この試合で、オリックスの山下舜平大投手(23)がポストシーズン初登板の初先発を果たした

山下投手は初回から圧巻の投球を披露し、最速158キロの豪速球を武器に3者連続三振を奪う快投を見せた

しかし、試合の展開はその後一変する

2回表、日本ハムの郡司裕也捕手(27)に右翼フェンス直撃の二塁打を放たれた

この後、犠打で1死三塁とされ、続く万波中正外野手(25)には137キロのフォークをヒットされ、先制の左前適時打を許してしまった

4回には再び郡司選手に左翼へのソロホームランを打たれ、その後、山下投手は6回を投げ切り、6安打を浴びながらも5三振を記録し、2失点で降板となった

試合の振り返り

6回までの投球内容を振り返ると、山下投手の初回のパフォーマンスは特に素晴らしく、球速158キロはプロ野球選手としての実力の証明といえる

三振を奪う場面で見せた鋭い速球は、観客を魅了した

しかし、二回以降は日本ハム打者が対応を見せ、失点に繋がる場面が続いた

特に郡司選手への2度の被弾は、今後の課題として挙げられるだろう

今回の試合では、山下舜平大投手がポストシーズン初登板にもかかわらず素晴らしいスタートを切ったことが注目される。ただ、続くイニングで日本ハム打者の巧妙な攻撃に対して対応できなかったことが、今後の改善点になりそうだ。特に郡司選手への被弾は、次回以降の試合に向けてしっかりとした対策が求められる。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズ(CS)とは? 日本プロ野球のポストシーズンにおけるチャンピオン決定戦であり、リーグチャンピオンと他のチームが戦う形式。
  • 三振とは? 投手が打者を三球でアウトにすることで、打者がノーヒットでアウトになることを指す。
  • フォークとは? 速球と変化球の中間である球種で、落ちるように変化し、打者を惑わせることができる。
  • 本塁打とは? 打者がボールをバットで打ち、フィールドの外に飛ばすことで得点につながる。

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