楽天・則本昂大投手がFA権行使を示唆、辰己涼介は米大リーグ移籍交渉中

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楽天の則本昂大投手(34)が11日、楽天モバイルパーク宮城で取材に応じ、保有する海外フリーエージェント(FA)権を行使する意向を示した

FA権とは、選手が特定の条件を満たした場合に他球団と契約する権利を指し、選手のキャリアにおいて非常に重要な選択となる

則本投手は「年齢的にも最後のFA(行使)になるかなと思う

悔いのない野球人生にしたい」と話し、プロ野球選手としての集大成を考えていることを明かした

則本投手は、米大リーグと国内の両方を視野に入れる姿勢を示しつつ、楽天残留の可能性については「球団の意向もあるだろうし、今は何も決まっていない」と述べ、慎重な姿勢を貫いた

一方で、辰己涼介外野手(28)はポスティングシステムを利用した米大リーグへの移籍について球団と「交渉中という感じ」と明らかにし、選手自身の希望も強く反映させたい意向を示した

ポスティングシステムとは、国内リーグから海外リーグに選手を移籍させるための制度で、選手の希望を踏まえた国際的な取引を可能にする仕組みである

辰己選手は「シーズン中の話し合いでは認められなかった」と語り、移籍の交渉がシーズン終盤に入ってから進行していることを強調した

今季取得した国内FA権の行使については「まだ考えていない」と語ったが、将来的な展望を描く中で、選手としての成長を目指す姿勢が伺えた

則本投手がFA権を行使する意向を示したことは、彼のキャリアにとって重要な節目となるでしょう。また、辰己選手の移籍交渉も、楽天球団にとっては今後の戦略に大きく影響する要因となります。選手の日々の努力が今後どう実を結ぶかが楽しみです。
キーワード解説

  • FA権とは?:FA権はフリーエージェント権のことで、特定の条件を満たした選手が他の球団と契約できる権利を指します。これにより選手はより良い条件で自分のキャリアを選択することができます。
  • ポスティングシステムとは?:ポスティングシステムは国内リーグの選手が海外リーグでプレーするための制度で、選手が移籍したいと希望する場合、球団が他チームにその選手の契約権を売却する仕組みです。

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