日本ハム・斎藤友貴哉選手、クライマックスシリーズで2試合連続セーブを達成

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◇12日 CSファーストS第2戦 日本ハム5―4オリックス(エスコン) 北海道日本ハムファイターズの斎藤友貴哉投手が、クライマックスシリーズ・ファーストステージ第2戦において9回表に登板し、三者凡退で試合を締めくくりました

この結果、斎藤はシリーズで2試合連続のセーブを達成しました

シーズンを通じて防御率1.35を記録しており、その安定した投球により、今季のクライマックスシリーズでクローザーの座を手に入れました

試合後、背番号48の斎藤は「ファイナルステージで4勝をまず取って、エスコンに戻ってきたいと思います」と抱負を述べ、日本シリーズ制覇に向けて意気込みを示しました

ツーシームが武器の斎藤投手

斎藤選手の投球スタイルにおいて、ツーシームは彼の絶対的な武器となっています

このピッチは、ボールが打者に近づくにつれて変化するため、打者にとっては非常に打ちにくい球種です

11日の第1戦では160キロを計測し、連投となった2戦目でも最速159キロを叩き出しました

その威力に対し、斎藤選手は「ツーシームを投げている感触が素晴らしい

自信を持って選択できる」と語りました

新庄監督の期待

新庄剛志監督は、斎藤選手の日々の努力を評価し、「彼は抑えをつかみ取った

自信を持って投げている姿が安心感をもたらしている」とコメントしました

ただし、斎藤選手の成長の背景にはメンタル面だけではなく、「あるアドバイスにより良くなったが、それは言えない」とも語り、他にも秘密の成長要因があることを示唆しています

王者ソフトバンクとの戦いへ

シーズン中には阪神からトレード移籍し、新庄監督のもとで急成長を遂げた斎藤選手は、これから待ち受ける王者ソフトバンクの強力打線にも果敢に挑む姿勢を見せています

斎藤選手のクライマックスシリーズでの活躍は、将来のチームのさらなる飛躍を期待できるものです。特に、彼のツーシームの威力や精神力の強さが、今後の試合にもプラスの影響を与えるでしょう。また、新庄監督の指導のもとで成長している姿は、多くのファンにとっても魅力的です。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?プロ野球のポストシーズンにおけるプレーオフ制度のことを指し、チーム同士が優勝をかけて戦います。
  • セーブとは?野球における投手の成績の一つで、試合の終盤に登板し、リードを守って勝利に導いた場合に記録されます。
  • ツーシームとは?ボールが投げられた後、スピンのかかり方により横に変化する球種です。打者が打ちづらい球として知られています。

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