広島・滝田、フェニックス・リーグでの好投で来季へ自信を深める

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◇フェニックス・リーグ 広島3-4ロッテ(2025年10月13日 天福) 広島東洋カープの投手・滝田は、3年目を迎える来季に向けての“イメチェン”を図っている

彼はフェニックス・リーグのロッテ戦において、7回から登板し、2回無安打無失点と好投を見せた

これは8日の同リーグのDeNA戦に続くアピールとなり、自信を深める結果につながった

変化球と直球のバランス

滝田は「変化球でも真っすぐでも勝負できるようになってきている

四球を出さない(意識)より、テンポ良くストライクを入れていこうと考えている」とコメント

今季は7試合の救援登板で防御率2.16と好成績を収めているが、計8回1/3で5四球を記録するなど、制球面に課題が残っていた

しかし、今秋のフェニックス・リーグでは登板2試合で計4回を投げた中で、わずか1四球に抑えた

制球力向上の成果

制球力向上を目指す過程で、滝田は手応えを示している

今シーズン途中から取り組んでいる新フォームが奏功している

具体的には、セットポジションから前傾姿勢でクイック気味に投じる下半身主導の投球フォームに変更したことで、変化球の精度が向上した

今シーズンの開幕前には直球の平均球速が142キロであったが、この試合では147キロに達するという相乗効果も生まれている

未来への意欲

滝田は「自分のセールスポイントを見失わずに、いいアピールができるようにしたい」と述べ、来季の1軍定着に向けて新たな姿を見せる決意を示した

今回の滝田選手の好投は、彼の成長を象徴しています。新フォームへの取り組みや制球力の向上は、今後のチーム戦力としての期待を膨らませます。来季への意気込みも感じられ、今後のパフォーマンスに注目が集まるでしょう。
キーワード解説

  • フェニックス・リーグとは?プロ野球の若手選手や新加入選手がプレーするためのリーグで、選手の育成やアピールの場となります。
  • 防御率とは?投手が与えた失点を基準にした成績で、数字が低いほど投手の成績が良いことを示します。
  • 変化球とは?球速や曲がり方を変えることで打者を欺く投球法で、直球に加えて重要な役割を果たします。

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