阪神の石黒投手、無失点でアピール続けるも課題は残る

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「フェニックス・リーグ、阪神0-1ヤクルト」(13日、西都原運動公園野球場)

ポストシーズンに向けて、阪神・石黒佑弥投手(24)が宮崎での試合で印象的な投球を披露した

石黒投手は中継ぎとして登板し、合計2回を無失点に抑えた

ただし、自身の投球内容については「課題に対して描いた結果じゃなかった」と反省の弁を述べるなど、納得のいかない部分もあるようだ

この試合では、石黒投手は第6回に2番手として登板し、主にフォークボールを中心にした投球を行った

フォークボールとは、空気抵抗を利用してボールの軌道を変化させる変化球で、打者のバットの手元で急激に落ちるため、空振りや内野ゴロを誘発しやすい

石黒投手はその特徴を活かして内野ゴロでのアウトを多く奪ったが、「落ちきらずにバットに当てられた」と反省の声をあげた

試合後、石黒投手は捕手に座らせ、約20分間投球練習を行った

練習中は、一球一球の感覚を確かめるように、丁寧なフォームで腕を振り続けた

平田2軍監督は、「これくらい抑える」と結果についてはそれほど神経質にならず、「誰が(1軍に)招集されるかわからない」とし、招集の可能性については含みを持たせた

石黒投手自身も「戦力として見られるような内容、結果を残したい」と話し、今後の成長に向けて意気込みを見せている

阪神の石黒投手は、無失点に抑える力強い投球を見せた一方、自身の課題を意識している様子が見受けられました。ポストシーズンに向けての準備は着実に進んでいると感じます。
キーワード解説

  • フォークボールとは?ボールの軌道を変化させ、打者の手元で急激に落ちる変化球のことを指します。これにより、打者がバットに当てるのが難しくなります。

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