オリックス・山下舜平大が復活！CS進出への道を照らす力投
シーズン終盤、オリックスにとって重要な局面に、ついに怪物・山下舜平大が帰ってきた彼は9月27日の楽天戦で388日ぶりに勝利を収め、チームのクライマックスシリーズ（CS）進出を引き寄せる貴重な1勝をもたらした
この快投について、山下選手は「時間はかかりましたが、これが通過点だと思っています
もっと良くなれると思います」と語った
山下選手は、3月7日の巨人とのオープン戦で腰の違和感を訴え、急遽降板
その後は、3度目の第三腰椎分離症の再発により、長いノースロー生活に入った
彼は「前例がないので、どうしたらよいのか分からない時間だった」と、不安な心情を吐露
しかし、4月中旬には球団の支援を受けてチームを一時離脱し、専門医による治療を受けることを決意した
その後、徳島大学の西良浩一氏のもとで8日間を過ごし、関節の可動域を最大限に引き出すためのモビリティトレーニングやピラティスを学んだ
復帰後のトレーニングはこれまでの2時間から3倍の量に増え、症状の再発防止に努めたと言う
実戦から約5カ月の空白を経て、9月7日の日本ハム戦でシーズン初登板を果たした
3試合で19回2/3を投げ、30奪三振という圧巻の投球成績を残した
この数字が、彼のリハビリを経ての投球力を証明している
クライマックスシリーズのファーストステージの第1戦では、ポストシーズン初登板かつ初先発に挑戦
初回には3奪三振をマークし、観客を魅了したが、6回で2失点と降板
結果的にファイナルステージ進出はならなかったものの、彼の存在感は大いに示された
山下舜平大選手の復帰は、オリックスにとって非常に大きなトピックです。彼が再びマウンドに立ったことで、チーム全体に士気が高まりました。数々の困難を乗り越えた選手の姿勢は、他の選手たちにも良い影響を与えていると思います。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは？プロ野球のポストシーズンにあたる試合で、レギュラーシーズンでの成績に基づいて進出チームが決まります。
- 第三腰椎分離症とは？腰の背骨の一部が分離してしまう病気で、激しい痛みを伴うことがあります。選手には復帰が難しい状態となります。
- モビリティトレーニングとは？体の関節や筋肉の可動範囲を広げるためのトレーニングで、動きやすさを向上させるために重要です。
