阪神・中野拓夢の送りバントが攻撃にリズムを生む
MBSラジオ制作の『2025JERAクライマックスシリーズセ 阪神－DeNA』にて、解説者の金村義明氏が注目したのは、阪神タイガースの中野拓夢選手の素晴らしい送りバントだこの試合は、2025年10月15日に行われ、緊迫した状況の中でのプレーが試合の展開に大きな影響を与えた
試合は0－0のまま進行し、6回に阪神の近本光司選手が内野安打を打って出塁
続く中野選手は、東克樹投手が投じた初球のスライダーを巧みにサードへ転がし、一塁走者の近本を二塁へ進める送りバントを成功させた
金村氏はこのプレーについて、「うまいですね
こういうファウルを打ちながらではなく、一球で送ることで攻撃にリズムが生まれるんですよ」と高く評価した
そして、「ファウルや変な当たりでなんとか送った場合、得点に繋がる可能性は低いですが、しっかりと打って進めることで、野球はうまく働いている」と述べた
その後、3番の森下翔太選手の打席では、二塁に進んだ近本が三盗を決行
森下選手がセンター前へ適時打を放ち、阪神が先制することとなった
金村氏は、中野選手の送りバントがこの流れに大きく貢献したと確信している
今回の試合では、中野選手の送りバントが試合の流れを変えるキーとなりました。特に、かかった場面での選手の判断力が重要で、短い時間で良い結果を導くことができたのは素晴らしいです。またチーム全体のリズムも良く、勝利への道を開くことができたのではないかと思います。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは？ 一年間のプロ野球の集大成を決定するプレーオフのことです。このシリーズでは、各リーグのトップチームが対戦し、優勝を争います。
- 送りバントとは？ バッターが意図的に打球を転がして一塁へ走り、走者を進めるための戦術です。成功すれば得点につながりやすくなります。
- 三盗とは？ 一塁・二塁を経由して、二塁走者が三塁を奪うことです。リスクも伴いますが、成功すれば得点に直結する重要なプレーです。
