中日、拡大ベースを秋季練習で導入 – 走塁戦略に新たな影響か

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中日ドラゴンズは、来季から導入が検討されている「拡大ベース」を秋季練習第2クールから取り入れました

拡大ベースとは、通常のベースに比べて大きく設計されたもので、MLB(メジャーリーグベースボール)で2023年に導入された新しい規格です

今年のフェニックス・リーグでも試験的に使用されています

中日では、14日からナゴヤ球場の二塁と三塁に、約38センチ四方の通常のベースに対し7センチ大きい拡大ベースが設置され、選手たちはその効果を実感し始めています

中村外野守備走塁コーチは、「まずは大きいですね」と語り、選手たちが一塁から二塁に向かう際には、いつもより外側を踏む傾向が見られると指摘しました

また、三塁を回る際には選手からの違和感は報告されていないとのことです

拡大ベースは、特にヘッドスライディング時に内野手とのタッチプレーが難しくなる可能性があるとされ、選手は「避けられやすい」との見解を示しました

遊撃手としてプレーする山本選手は、「今のところそこまで違和感はないですけれど、無意識にやったときにどうなるかが気がかりです」とコメントし、タッチ箇所が広がることでの影響を考えています

今後、拡大ベースがどのように選手たちの走塁戦略に影響を与えるのか、注目が集まりそうです

中日の拡大ベースの導入は、選手たちの走塁スタイルに新たな変化をもたらす可能性があり、特に競技のスピード感や安全性にも寄与することが期待されます。新技術の採用がどのようにゲームに影響を与えるのか、今後の試合に注目が集まります。
キーワード解説

  • 拡大ベースとは?大きさが通常のベースよりも大きく設計されており、選手の走塁の際にタッチプレーが難しくなる可能性があります。
  • MLBとは?メジャーリーグベースボールの略称で、アメリカとカナダで行われるプロ野球の最高峰リーグです。

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