新井監督が若手選手視察 フェニックス・リーグに初参加

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広島東洋カープの新井貴浩監督(48)が10月15日、宮崎県日南市で開催されているみやざきフェニックス・リーグに参加中の若手選手を視察するため現地に向かった

この視察は監督就任3年目にして初であり、今秋と来春のキャンプメンバーを絞り込むための重要な判断材料となる

新井監督は選手のパフォーマンスを映像だけでなく、実際に自分の目で確認することを重視しており、選手の姿勢や表情にまで細心の注意を払う

新井監督はこの日、まず午前中にマツダスタジアムで行われていた一軍の秋季練習を視察した後、日南へ移動した

今後、16日からは4試合を視察する予定で、若い選手たちの実力を見極めることが主な目的となる

特に、「映像では見えない動きや姿勢、表情を確認することが重要」と力説し、試合中はベンチに入らず、バックネット裏から熱心に選手を観察する

昨年は天候不良の影響で視察が実現しなかったため、これは新井監督にとって初めてのフェニックスリーグの視察となる

監督は「教えるというよりは、見ることが主眼」とし、「気付きがあれば試合後に話しかけることもあるかもしれないが、基本は観察」と話した

11月には秋季キャンプが行われるが、今年は参加選手を約30人に絞り、「量と質」を求める練習を通じて選手たちを鍛える方針を示している

新井監督は、これまでは多くの選手を連れて行き、たくさん練習をする考えだったが、「時間は限られている」との思いから見直しに入った

この秋、彼の視点では「大所帯で行くとチャンスが分散される」とし、厳しい選手選抜が行われることを示唆している

選手たちには「来シーズンの競争は始まっている」とのメッセージが送られ、秋は新たな挑戦の世代交代が進む時期となる

最後に、新井監督は「ドラフトも控えているし、新しい選手が加わる

サバイバルは現在進行中だ

」と述べ、競争の厳しさを強調した

日南の秋の空気は、指揮官の登場によって一層引き締まることが予想される

新井監督の初のフェニックス・リーグ視察は、選手選抜に向けた重要なステップです。映像だけでは分からない選手の真剣さや姿勢を実際に見ることで、より的確な判断ができると考えられています。また、混乱を避けるために参加人数を絞る決断も注目されます。
キーワード解説

  • 監督とは?:監督とは、スポーツチームの戦略を立てたり選手を指導したりする役割を持つ人のことです。
  • キャンプメンバーとは?:キャンプメンバーとは、春や秋に行われるトレーニングキャンプに参加する選手のことを指します。
  • フェニックス・リーグとは?:フェニックス・リーグとは、若手選手が参加するための野球リーグで、選手の成長や実力を測るための重要な場です。
  • ドラフトとは?:ドラフトとは、プロのチームがアマチュア選手を選ぶための制度で、新たな選手をチームに迎え入れる方法です。

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