阪神、CSファイナルステージ第1戦でDeNAを零封 鉄則のキーマン対策が勝利を導く

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■阪神 2ー0 DeNA(15日・甲子園) 15日に行われたセ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦で、阪神タイガースは横浜DeNAベイスターズを2-0で下しました

この試合の結果、DeNAは0勝2敗の立場となり、阪神は1勝のアドバンテージを保持しています

レギュラーシーズンで阪神に13ゲーム差の2位したものの、2年連続で日本シリーズ制覇を目指しているDeNAにはまだ逆転の可能性があります

この試合に際し、野球評論家の野口寿浩氏は「短期決戦を勝ち抜くには、相手のキーマンとなる打者を徹底的にマークし封じ込めることが鉄則だ」と語ります

阪神のキーマンは、今季40本塁打・102打点を記録した佐藤輝明選手ですが、野口氏は「森下翔太選手の方が重要だ」と指摘しました

森下選手は勝負強く、短期決戦にも強いタイプであり、今後の試合での活躍が期待されています

試合では、DeNAの先発投手・東克樹が5回まで無失点の好投を見せましたが、森下選手に中前打を許し、さらに6回には144キロのシュートを打たれ先制点を献上しました

この先制打は決勝点となり、試合の流れを変える要因となりました

野口氏は「先制打された球は悪いコースではなかったが、少し高かった」と分析しました

一方、DeNA打線では「5番・一塁」でフル出場した牧秀悟選手の復調が待たれています

牧選手は今季、左手親指を怪我して出場選手登録を抹消された経歴があり、その後手術を受けてリハビリをしてきましたが、未だに本来の打撃力には戻りきれていません

今回の阪神とDeNAの試合では、野球における「キーマン」の重要性が改めて確認されました。短期決戦では特に選手一人ひとりの活躍が結果に直結します。次の試合でDeNAがどのように巻き返しを図るのか注目です。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?日本のプロ野球における特別なトーナメントで、チームが優勝を目指し、リーグの頂点を決めるものです。
  • キーマンとは?試合において特に重要な役割を果たし、勝利に大きく影響を与える選手を指します。
  • 先制点とは?試合において、両チームの得点が0の状態で最初に得点することを指し、試合の流れを変える可能性があります。

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