巨人のバルドナード投手が帰国、来季へ向けた抱負を語る

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巨人のアルベルト・バルドナード投手が10月16日、羽田空港から故郷のパナマへ帰国した

今シーズンは来日3年目で、わずか19試合の登板に終わり、6ホールドと防御率3.29という成績を残した

2軍での日々を経験し、シーズン終盤での再昇格は彼にとって重要な瞬間だった

バルドナード選手は、自らの今シーズンを「非常にいい時と悪い時があって難しい1年だった」と振り返る一方で、「大きなけがなく健康に終われたこと、シーズン最後の方はいい形で終えられたことは良かった」とポジティブな感想も述べた

身長196センチ、体重122キロの大型左腕は、クライマックスシリーズ第1ステージの開幕を前に、阿部監督の助言により投球フォームをサイドスローに変更した

この変更は彼にとって大きな挑戦であり、特に横浜DeNAベイスターズとの2連戦では、筒香嘉智選手や佐野恵太選手といった左の強打者を封じる結果を残した

「フォームの変更は正直かなりビックリしたけど、それは監督が『自分にとっていい方向に行くように』という思いで言ってくれたこと」と語り、変化を受け入れ挑戦する姿勢を見せた

結果についても「ある程度いいものが出た」と手応えを感じている

バルドナード選手は昨オフに複数年契約を結んでおり、来季も巨人に残留する予定

今季限りで現役を引退した長野久義選手への感謝の気持ちも語り、「自分が日本に来た初日からすごく話してくださった

本当に素晴らしい人だなと」と良き先輩の存在に感謝を述べた

最後に彼は「まずはしっかり準備して、怪我をしないで戻ってくること

しっかり練習してチームの力になりたい」と4年目に向けた意気込みを話した

バルドナード投手の挑戦と意気込みは、選手としての成長を感じさせるものです。新たな投球フォームでの成果は、今後のシーズンに向けた自信になったことでしょう。彼の健康と努力が来季の巨人に与える影響は計り知れません。
キーワード解説

  • ホールドとは?:リリーフ投手が登板し、チームの勝利に貢献するが、勝利投手の権利は得ない状況で抑えた場合につく記録。
  • 防御率とは?:投手が与えた失点の平均値を示し、低いほど優れた成績とされる指標。
  • サイドスローとは?:投手の投球フォームの一つで、腕を体の側面から横に振って投げるスタイル。

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