ロッテ寺地隆成捕手、秋季練習に参加し成長を誓う

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ロッテの寺地隆成捕手(20)は、10月17日にZOZOマリンで行われた秋季練習に参加しました

この日の練習では、打撃や走塁練習を含む全体運動が行われ、その後には1軍バッテリーコーチの江村直也氏(33)による特守トレーニングが実施されました

特守とは、守備選手が特定の状況やプレーに対応するために行う実戦的な守備練習です

寺地は捕球やブロッキングに関連するトレーニングに約1時間取り組みました

寺地は特守中、キャッチングにおける自らの課題を認識し、改善に向けた努力をしました

「キャッチングをするときに左側に重心が寄ってしまうので、右側に(重心を)乗せながらキャッチングをする」など、自分の課題を明確にし、克服に向けての取り組みをがんばっています

プロ2年目となる今季には初本塁打を記録し、打率は2割5分6厘、得点は5本塁打に達しました

規定打席にも初めて到達したものの「1軍ピッチャーの壁はあった」と振り返ります

打撃面でのさらなる成長を求め、長打力の向上を目指しています

「筋力的にも技術的にもパワーアップしていきたい」と意気込み、打撃練習では飛距離のある打球を意識した練習に励みました

また、「ライバルが多いので、自分が割って入っていけるように、試合で出ても問題ないところを守備で目指す

長所のバッティングを生かしていければ良い」と来季の飛躍に向けた決意を新たにしています

この日は上半身のコンディション不良で離脱していた益田直也投手(35)も練習に参加し、チーム全体が新たなスタートを切りました

寺地捕手の秋季練習への参加と自身の意識改革は、来季への期待を高めるものであり、若手選手にとっての成長の好例です。厳しい競争の中で自らの成長を度々見直し、課題に立ち向かう姿勢は、今後の活躍に繋がることでしょう。
キーワード解説

  • 捕手とは?:捕手は野球において、投手から投げられたボールを捕球する役割を持つ選手のことです。捕手はまた、試合中に投手にサインを出し、試合の運営にも重要な役割を果たします。
  • 特守とは?:特守とは、特定の状況やプレーに備えて実戦的な守備練習を行うことを指します。選手が特定のプレーに対する準備を整えるために重要です。

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