CSファイナル、DeNA先発・ケイが不調で阪神打線に撃沈

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<セ・CSファイナルステージ:阪神-DeNA>◇第3戦◇17日◇甲子園 DeNAの先発投手、アンソニー・ケイ選手(30)は、ファイナルステージ第3戦で阪神打線に対して苦しい結果となった

彼は4回2/3の投球で、5安打4失点を記録して降板した

今季の彼の阪神戦の防御率は0.85と良好な成績を残していたが、この試合ではその力を発揮できなかった

試合展開

試合は初回から動きがあった

1死一、二塁の場面で、阪神の佐藤輝明選手が外角低めのスライダーをバックスクリーンに運ぶ3ランホームランを放ち、DeNAは早くも3点を失った

この先制点が試合の流れを変え、阪神側は勢いを持続させていく

次の得点

さらに3回には、2死一、二塁の場面で大山選手に左越えの適時二塁打を許し、点差は4点に拡大した

ケイ投手にとっては、先制点以降も打たれ続ける厳しい展開になった

5回裏には、2死二塁から4番の佐藤輝選手を申告敬遠で歩かせたところで、交代が告げられることとなった

専門家による分析

試合後、NHKBSで解説を行っていた前中日打撃コーチの和田一浩氏(53)は、ケイ選手の状態について「力みがあった」と分析した

彼は「頼れるボールが見つからなかったのではないか」とも言及し、特に信頼できるボールが必要だったと振り返った

ケイ選手の普段の調子とは異なる出来栄えであったことが窺える

今回の試合は、DeNAの先発投手ケイ選手が期待を裏切る結果となってしまった。今シーズンの彼の成績を考えると、特にショッキングな出来事であった。阪神打線の攻撃力もさることながら、ケイ選手の迷いが試合の行方を大きく変えることとなった。次戦での復活に期待したい。
キーワード解説

  • 申告敬遠とは?選手が投手に対し意図的にボールを投げさせるために仮に選手を歩かせることを指します。
  • 防御率とは?投手が試合で被った失点の数を試合数で割ったもので、投手の成績を示す重要な指標です。

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