栗林良吏、来季から先発転向へ - 新井監督が明言
広島東洋カープの栗林良吏投手（29）が、2025年度シーズンから先発投手に転向することが発表されました新井貴浩監督（48）は、宮崎でのフェニックス・リーグ視察中にこの決定を明らかにしました
先発投手転向の理由
栗林選手は、過去4年間守護神（クローザー）として活躍してきましたが、今シーズンは右肘手術からの回復途中で、自己ワーストの10セーブという結果に終わりました身体的、精神的負担を考慮し、監督は栗林の先発適性に期待を寄せ、配置換えを決定したとのことです
新井監督の評価
新井監督は、「彼の制球力や多彩な球種、クイックモーション、フィールディング技術は先発投手に必要な要素です」と評価し、栗林選手のポテンシャルを高く評価しました今季、栗林選手はクローザーの役割から外れ、2か月以上にわたって劣勢時の登板が続きました
栗林選手の新たなチャレンジ
栗林選手自身は、マウンドでの経験が豊富になることで新しい感覚を身につけることができると期待していますまた、先発として必要なイニングをしっかりと消化することが求められることも理解している様子です
| 年 | セーブ数 | 登板回数 |
|---|---|---|
| 2021 | 20 | 60 |
| 2022 | 25 | 58 |
| 2023 | 30 | 62 |
| 2024 | 10 | 40 |
しかし、先発のポジションに転向することで、チーム全体としての戦力アップが期待されます
栗林選手の先発転向は、彼の能力を新たに生かすための重要なステップです。これまでのクローザーとしての経験を活かしつつ、先発として新たなチャレンジに挑む姿勢には期待が高まります。監督の賢明な判断がチーム全体の成長に繋がることを願いたいです。
キーワード解説
- クローザーとは？ - 試合の終盤に登板し、リードを守って勝利に導くことを専門的に行う投手のこと。
- 制球とは？ - 投手が投球時に球のコントロールを高め、狙った場所にボールを投げる能力のこと。
- フィールディングとは？ - 野球において、内野手または外野手がボールを捕球し、処理する技術のこと。
