ソフトバンク・中村晃が審判と激突、試合途中に交代するアクシデント

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◇18日 CSファイナルS第4戦 ソフトバンク-日本ハム(みずほペイペイ)ソフトバンクの中村晃内野手がCSファイナルシリーズ第4戦で、試合の中で重大なアクシデントに見舞われました

中村選手は「4番・一塁」として先発出場し、試合の3回には走塁中に一塁の嶋田哲也塁審と激しく衝突

その影響で、試合途中に交代を余儀なくされました

3回2死一塁の場面で、中村選手は一ゴロを放ち、日本ハムの一塁手マルティネスがボールをファンブルしました

中村選手はそのボールを追いかけて走塁し、一塁ベースにタッチするために倒れ込みました

その際、後方でジャッジを行っていた嶋田塁審と衝突し、すぐさま倒れ込むこととなりました

一般的に、一塁塁審は走路に入らず、ベースラインの内側で判定を行いますが、今回の事故は嶋田塁審がマルティネスの動きを確認するためにラインの外側に移動していたことが影響しています

中村選手は担架でベンチ裏に運ばれ、ベンチスタートの山川選手と交代しました

X(旧ツイッター)上ではファンから心配の声が多数寄せられ、「中村晃さん心配だね…むち打ちみたいな感じなのかな」や「無事であれ、お願い」といったツイートが見られました

対照的に、ぶつかった嶋田塁審はすぐに立ち上がると、その体力の強さを讃える声も上がりました

加えて、審判が走路にいたことへの批判や、その動きについても意見が交わされました

「一塁手がイレギュラーな動きをしていたため、審判も状況に応じてそうせざるを得なかった」といった見解もありました

今回の事故は、選手と審判という双方の動きが重なった結果として起こりました。特に野球では動きが速い場面が多いため、こうしたアクシデントが発生することは珍しくありません。ファンが心配する声が多く上がる中で、中村選手の無事を願うばかりです。
キーワード解説

  • CSファイナルシリーズとは?日本のプロ野球における重要なポストシーズンの一環で、リーグ優勝を目指すチーム同士の対決です。
  • 走路とは?野球における各ベース間やベース周辺の走るための領域を指し、選手が走塁を行う際に使用する場所です。
  • 一塁塁審とは?試合中、一塁ベース周辺のプレーを判定する役割を持つ審判のことで、選手の安全確保もその任務の一環です。

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