中日・上林誠知選手、左手の強化で打撃向上を目指す

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中日の上林誠知外野手(30)は、日常生活の中に左利きの要素を取り入れる新しいトレーニング法を実践していることを明かした

これは、バッティング技術全般、特に左手の押し込みを強化し、本来の打撃力を向上させる狙いがある

今シーズン、彼は打率2割7分、17本塁打、52打点と一定の結果を残しているが、これを更なる通過点と位置づけている

左手への意識の変化

上林はプロ入り当初、右打席に立っており、利き手は右であった

しかし、西の選手たちの多くとは異なり、小学3年生の時に左打ちへ転向し、プロとして成功を収めてきた

この経験から、利き手が右である自分のイメージ問題についても言及した

利き手の重要性

人間は通常、利き手が器用に扱えるため、打撃においても利き手の影響が非常に大きい

例えば、右利きの選手は右手がリードとなり、自然とその感覚に即して動くことが多く、スイングの際にもそうした影響が出ることが常である

上林は、この部分のギャップを埋めることが重要と考え、自身の成長に繋げようとしている

具体的なトレーニング法

完全に左利きになるのは難しいが、上林は様々な方法で左手の感覚を高める努力を続けている

例えば、食事の際には左手で箸を持ち、さらに雑誌を左手で素早く丸めるなど、日常的に左手を使う練習を行っている

彼は、「これらの小さな試みが、最終的に結果につながると思う」と語り、努力を続ける決意を語った

上林誠知選手の取り組みは、非常に興味深いものです。彼は打撃力の向上を目指し、左手を意識的に使うことで新しい視点を得ています。技術向上は大切ですが、利き手の使い方を変えることで見えてくるものもあるのかもしれません。
キーワード解説

  • バッティングとは? 野球における打撃を指し、ボールをバットで打つ技術を指す。
  • 押し込みとは? バッティングにおいて、ボールを打つ瞬間にバットを押し込む動作のこと。
  • スウェーとは? スイング中に身体が投手方向へ流れてしまうことを言う。

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