ソフトバンク、CSファイナルステージでの逆境を乗り越えられるか
◇パ・リーグCSファイナルステージ第5戦 ソフトバンク1-7日本ハム(2025年10月19日 みずほペイペイD)2025年10月19日、パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第5戦が行われ、ソフトバンクが日本ハムに1対7で敗北しましたこの結果、ソフトバンクは3連敗を喫し、アドバンテージを含めた対戦成績は3勝3敗となりました
これにより、10月20日に行われる第6戦で勝負が決まることになりました
ソフトバンクの小久保裕紀監督(54)は、勝つか引き分けることで日本シリーズ進出が決まる重要な試合に向けて、中4日でリバン・モイネロ投手(29)を先発に投入する準備を整えています
小久保監督は、試合前に「明日がパ・リーグ最後の試合
今年一騎打ちをやってきたチームと最後の試合をする
勝ったら日本シリーズ、負けたら今シリーズ終了
分かりやすい」と、勝負に臨む意気込みを語りました
現在、リーグ王者のソフトバンクは、日本ハムの強力な打線に苦しむ形となり、特に第3戦以降の3試合で合わせて22失点を記録しています
直近の試合では、日本ハムのレイエス選手に4本塁打を打たれるなど、ソフトバンクの投手陣は厳しい局面を迎えています
小久保監督は、試合前に先発投手に対して、走者を置いた場面での勝負を避けるよう指示を出していましたが、結果的に慎重すぎたために失点が膨らんでしまいました
前回のレギュラーシーズンでは、日本ハムに対して13勝12敗の成績を残していたソフトバンクですが、CSファイナルステージでは2勝3敗となり、トータルでは15勝15敗で完全に五分の戦績となりました
チームは、モイネロを先発に送り込み、彼が第1戦で好投した成績を維持できるかが鍵となります
モイネロは試合前に「チームを勝たせるために全力で腕を振りたい」と意気込みを表明しました
昨年の日本シリーズではDeNAに敗北した経験があり、再び同じ轍を踏まないために全力を尽くす意志を持っています
小久保監督も「やるだけです」と、選手たちの底力を信じて試合に臨みます
ソフトバンクが最近の試合で日本ハムに連敗している中、次の試合が非常に重要な局面となります。小久保監督のコメントからはチームの意気込みが伝わってきますが、投手陣がどのように対応するかが試合の結果に大きく影響するでしょう。同時に、過去の敗北から何を学んでいるのかも注目されます。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは? 日本のプロ野球におけるポストシーズンの一環で、リーグチャンピオンが日本シリーズ進出を争うトーナメント形式の戦いです。
- リバン・モイネロとは? ソフトバンクの左腕投手で、特に日本ハム戦で高い防御率を誇る選手です。投球術が評価されています。
- 打線とは? チームの攻撃陣のことを指し、選手たちが得点を奪うための戦略が重要になります。

