広島・新井監督、若手先発陣の成長に期待を寄せる

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 「フェニックス・リーグ、西武3-4広島」(19日、天福球場)で、広島・新井貴浩監督(48)は、自身が視察した「みやざきフェニックス・リーグ」の成果について語った

監督は、今秋から先発に挑戦している辻大雅投手(21)や岡本駿投手(23)、滝田一希投手(23)ら若手先発陣の成長に確かな手応えを感じていることを述べた

 新井監督は、秋晴れの宮崎にて確かな収穫を得たとし、視察を終えた感想として「先発はチャンスがたくさんあると思う

来年、(先発)ローテーションを取るんだというつもりで、高い意識でやってもらいたい」と若手選手に期待を寄せた

 視察最終日、辻選手はプロ入り後最長となる6回1/3を投げ、5安打7奪三振という成績を残しつつ、2失点と安定した投球を披露した

新井監督は「もともと制球に苦しむタイプではない

打者と勝負できている」と評価した一方で、今後の課題として「フィジカル的なものをしっかりと鍛えてほしい」と述べた

 今秋は、岡本選手が14日のI-PBL選抜戦で、100球未満で完封するマダックスを達成

滝田選手も18日・中日戦で5回途中2失点ながら、8奪三振をマークし存在感を示した

辻選手は「いいライバルがいるので火がつく

もう一段階レベルアップして、先発ローテーションに食い込めるように」と意気込みを語った

 新井監督は、「みんな来年、1軍で自分の場所をつかむんだという感じでやってもらいたい」と若手選手への期待を込めたコメントを残し、先発ローテーションを巡る熾烈な競争が今後も続くことを示唆した

広島・新井監督が若手先発投手の成長に手応えを持ち、競争を促している様子が伺えます。特に辻選手や岡本選手など、若手が活躍する姿は将来のチームにとって明るい材料と言えます。熾烈な競争は選手たちにさらなる成長の機会を与えるでしょう。
キーワード解説

  • フェニックス・リーグとは?:プロ野球の秋季キャンプの一形態で、若手選手の育成と実戦経験を目的としたリーグ戦のことです。
  • 先発ローテーションとは?:チームが試合ごとに先発投手を交代で出すための順番のこと。各投手が1週間に1回程度登板するように組まれます。
  • 制球とは?:投手が投球時に、ボールを狙った場所に正確に投げる能力を指します。制球力が高い投手は、相手打者との勝負で有利になります。
  • マダックスとは?:メジャーリーグの名投手グレッグ・マダックスに由来する称号で、100球未満で完投勝利をおさめることを指します。

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