ヤクルトが狙う未来のスター、佐々木麟太郎内野手の指名候補入りについて

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東京・北青山のヤクルト球団事務所で20日に行われたスカウト会議では、今月23日に予定されているドラフト会議の指名候補選手を75人に絞り込む作業が行われ、その中に米スタンフォード大学に在学中の佐々木麟太郎内野手(20)の名前が含まれていることが明らかになった

橿渕聡スカウトグループデスク(51)は、「佐々木はリストに入っています」と語った

佐々木は岩手・花巻東高時代に高校通算140本塁打を記録した左打ちの内野手として知られ、プロ志望届を提出せず、昨年9月に米国の名門スタンフォード大学へ進学した

注目すべきは、来年7月に予定されているMLBドラフトにも指名候補となるため、ヤクルトが指名した場合、来夏のメジャーリーグドラフトの結果を考慮する必要があることだ

橿渕スカウトグループデスクは、「状況が特殊で動向が読めない

NPBドラフトで指名した場合、契約交渉期間が翌年7月末日までという規定もあるため、入団の判断が遅れる可能性がある」と説明した

また、ヤクルトでは昨季の不動の4番だった村上選手が今オフにポスティングシステムを利用してメジャーリーグへの挑戦が確実視されている

村上選手の移籍が実現すれば、今後のヤクルトにとって、佐々木選手はその穴を埋める有力な候補となるが、指名する際にはリスクも考慮し、慎重な判断が求められる

ヤクルトの今後の指名選手として注目される佐々木麟太郎内野手は、才能だけでなく、進学先のスタンフォード大学でも成長を続ける可能性があります。特に、MLBドラフトと重なるタイミングはチームの判断に影響を与えるため、ヤクルトとしては非常に難しい選択肢が待ち受けています。また、村上選手の移籍が確定すれば、その穴をどのように埋めていくかが鍵となるでしょう。
キーワード解説

  • 指名候補選手とは? - ドラフトで指名される可能性のある選手を指します。各チームが獲得を希望する選手のリストです。
  • プロ志望届とは? - 高校生や大学生がプロ野球選手としての道を選ぶために提出する書類です。この届出をしないとドラフトにかけられません。
  • MLBドラフトとは? - メジャーリーグベースボール(MLB)が新たな選手を獲得するためのドラフトです。各チームが順番に選手を指名します。
  • ポスティングシステムとは? - 日本のプロ野球選手がメジャーリーグへの移籍を希望する場合に使われる制度です。クラブに一定金額を支払うことで、その選手と契約を結ぶ交渉権を得られます。

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