西武、ドラフト1位指名選手を明大・小島大河選手に公表

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埼玉西武ライオンズは10月21日、23日に開催されるプロ野球ドラフト会議において、明治大学の小島大河捕手(4年、東海大相模出身)を1位指名選手として公表した

事前に指名選手を発表するのは、同球団にとって2年ぶりの試みである

オンライン取材に応じた広池浩司球団本部長(52)は、小島の選手としての特性を強調し、「彼は六大学野球の中で非常に安定した打撃を誇る素晴らしいバッターであり、キャッチャーとしての評価が高い」と述べた

野球用語で言うところの「捕手」とは、投手が投げた球を受けたり、盗塁を防いだりする役割を担う選手のことであり、そのポジションには高い守備力とバッティング能力も求められる

特に小島選手は、バッティングの評価がトップクラスであり、打球速度にも優れていることが魅力だと語った

昨年のドラフトでは、事前に指名選手を公表することなく明大の宗山塁選手(現・楽天)を指名したが、5球団が競合し、交渉権を得られなかった

また、その後に外れ1位として指名した花咲徳栄の石塚裕惺選手も巨人との競合に敗れ、最終的に外れ外れ1位で金沢の斎藤大翔選手を指名する結果となった

西武は今季の成績が63勝77敗3分けと負け越し、リーグ5位と3年連続でBクラスに沈んでいる

特にチームの打率・232、出塁率・289、長打率・328はいずれもリーグ最下位となっており、これが低迷の要因となっている

一方で、主力内野手の世代交代も大きな課題として浮上している

西武ライオンズの小島選手の1位指名は、チームの未来を見据えた重要な決定ですが、選手がその期待に応えられるかが今後の鍵となります。また、チーム全体の復活にも期待がかかります。
キーワード解説

  • ドラフト会議とは?プロ野球の各チームが新たな選手を獲得するための選考会であり、毎年10月に行われる。
  • 捕手とは?投手が投げた球を受けたり、試合の戦術を指示したりする重要なポジションの選手のこと。

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