巨人・岡本和真内野手がメジャー挑戦へ、吉村編成本部長が支持を表明

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巨人・吉村禎章編成本部長(62)が22日、東京・大手町の球団事務所で記者会見を開き、岡本和真内野手(29)が今オフのポスティングシステムを利用してメジャーリーグに挑戦することを容認すると発表した

吉村編成本部長は、岡本選手との日ごろからの話し合いを通じて、彼の“MLB(メジャーリーグベースボール)に挑戦したい”という夢をサポートする決断に至ったと語った

「彼は2015年の入団から11年間、ジャイアンツの一員として多くの力を貸してくれた選手です」と述べ、岡本選手の貢献に感謝の意を示した

ポスティングシステムとは、メジャーリーグに選手が移籍したいとき、もとの球団がその選手の行先を許可し、交渉権を獲得するための制度である

吉村編成本部長は、当初は2026年に岡本選手が海外FA(フリーエージェント)資格を得る予定だったが、彼の夢を考慮して早期の挑戦を支持する意向を示した

岡本選手は2018年からレギュラーとして活躍し、球団在籍11年間で248本塁打、717打点という素晴らしい成績を収めてきた

今年度は左肘じん帯の損傷から復帰し、69試合出場で打率327、15本塁打、49打点という数字を残している

岡本選手がチームを離れることについて、吉村編成本部長は「彼の抜けた穴を埋めるのは大変だ」としつつも、「我々は毎年優勝争いができるチームを作ることに変わりはない」と強調

岡本選手がアメリカで活躍し、ジャイアンツを見守ることができるチーム作りを目指すとの意気込みを見せた

巨人からポスティング申請を行うのは、これで山口俊投手(19年オフ)、菅野智之投手(20年オフ)に次いで3人目となる

岡本和真選手のメジャー挑戦が容認されたことは、彼の努力と才能に対する大きな評価であり、ジャイアンツにとっても重要な決断です。新たな挑戦を応援しつつ、選手の抜けた後のチーム構成への影響も気になるところです。今後のドラフトや補強に注目が集まります。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?: メジャーリーグに選手が移籍する際に使われる制度で、選手の所属チームが他チームと交渉する権利をオークション形式で販売する仕組みのことです。
  • MLBとは?: 米国を中心としたプロ野球リーグで、多くの日本人選手が挑戦し、活躍しています。特に野球選手にとっては夢の舞台とされています。
  • FAとは?: フリーエージェントの略で、選手が契約期間を満了した後に他のチームと自由に契約できる権利のことを指します。

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