オリックス、ドラフトに向けたスカウト会議を開催:即戦力選手の獲得が鍵

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オリックス・バファローズは22日、東京都内でスカウト会議を行い、岸田護監督(44)や福良淳一ゼネラルマネジャー(65)を含むスカウト陣が集まり、23日に予定されているプロ野球ドラフト会議に向けた話し合いを約2時間に渡って行いました

会議終了後、福良GMは「1位指名は決定していない」と発言し、ドラフト当日の選手指名を固める考えを示しました

上位選手候補についても、「投手や野手などポジションを絞っていない」とし、社会人や大学など、即戦力となり得る選手が多く存在することを示唆しました

昨年同様、1位指名候補は3、4人程度に絞られているとのことで、米・スタンフォード大学の佐々木麟太郎内野手(20)については今回の会議では話題に上らなかったことが明らかにされました

岸田監督が就任1年目のオリックスは、今季春先に好調な打線で首位を維持したものの、後半戦では失速

最終的には2年ぶりのAクラスの3位でシーズンを終え、クライマックスシリーズにも進出しました

しかし、開幕前から救援候補の投手に故障者が続出し、先発陣も8月には週に2度のブルペンデーを設けるなど、手薄な状況が続いています

そのため、今回のドラフトでは即戦力投手の補強が重要なポイントとなりそうです

昨年のドラフトでは、1位指名で青山学院大学の西川選手(現・ロッテ)を獲得を狙ったものの、岸田監督がくじ引きに臨んだ結果、交渉権には至りませんでした

その結果、富士大学の麦谷選手を指名し、即戦力外野手を獲得しています

岸田監督は「映像を見れば見るほど良い選手ばかり

難しい」と頭を悩ませながらも、候補選手の分析を進めています

昨年のドラフト前には神社を参拝した岸田監督ですが、その神様から見放されてしまったようで、「くじ引きには自信がない」と苦笑いを浮かべています

『昨年は手を合わせに行ったのを覚えているので、今年は行かないことにしましょう』と発言するなど、今季の成功を占う重要なドラフトとなることが期待されます

オリックスが行ったスカウト会議は、ドラフトに向けた重要なステップであり、即戦力選手の獲得が特に期待されています。監督やGMが選手の分析を重ね、戦力強化に向けた具体的な戦略を練る様子が印象的でした。また、昨シーズンの成果を踏まえた補強が今後にどのように影響を及ぼすか、興味深いところです。
キーワード解説

  • プロ野球とは?プロ野球は、日本で行われるプロフェッショナルな野球リーグであり、国内の主要なプロスポーツリーグの一つです。
  • ドラフトとは?ドラフトは、プロ野球チームが選手を獲得するための制度で、主に大学や社会人チームから選手が指名されます。
  • 即戦力選手とは?即戦力選手は、プロに入ってすぐに活躍できる能力を持った選手のことを指し、チームにとって非常に重要です。

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