この結果、通算成績は3勝4敗で、2016年以来9年ぶりの日本シリーズ出場を継続には至りませんでした
試合後、新庄剛志監督は「シーズンを通して頂点を取ったのがソフトバンクさん
1位同士が行くのが日本シリーズなので、僕たちが行くべきではない」とコメントし、強い言葉の裏には悔しさが浮かんでいました
それでも、日本ハムの若手を中心としたメンバーは、強い印象を残しました
そんな日本ハムの中で際立った活躍を見せた選手が、主砲のフランミル・レイエス選手です
彼は入団2年目を迎えた今シーズン、開幕から好調を維持し、打率.277、32本塁打、90打点、長打率.515、OPS.861という素晴らしい成績をマークしました
また、リーグ二冠(本塁打と打点)を獲得し、チームにとって “優良助っ人” となりました
レイエス選手はソフトバンクとのファイナルシリーズでも、同一ステージでの最多タイとなる4本塁打を記録しました
もはや「新庄ハム」にとって不可欠な存在となっており、その進化は国を越えて注目されています
米国の専門メディア『MLB Trade Rumors』によれば、日本ハムとレイエス選手の来季契約が報じられる中、彼の才能はNPBでの成功を収めていると伝えられています
レイエス選手は、NPBでのシーズン通算成績が打率.282、出塁率.347、長打率.535、そして57本塁打に到達しており、昨今のMLBで成績が低迷していた中でのこの活躍は特筆すべきものです
ファイターズは、この2シーズンで240本塁打を記録しており、その一部は間違いなくレイエス選手のパワーによるものです
彼がNPB挑戦前に受けていた過小評価は、彼の圧倒的な打力によって払拭されつつあります
今後も彼の活躍から目が離せません
今回、日本ハムがソフトバンクに接戦で敗れたものの、主砲レイエス選手の活躍は、チーム全体に大きな影響を与えたと言えるでしょう。今後の更なる進化が期待される中で、彼の存在感が日本ハムにとっての希望を象徴しています。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは? - 日本のプロ野球におけるポストシーズンのプレーオフを指し、リーグ優勝チームを決定するためのシリーズです。
- OPSとは? - 出塁率と長打率を足し合わせた指標で、選手の攻撃力を評価するために用いられます。
- 本塁打とは? - 野球のルールにおいて、バッターがボールを打って、一度の打席で満塁から走り抜けることを指します。

